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日本に向けたものではない!
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根底には・日米同盟に警戒感!
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ロシアのミハイル・ガルージン駐日大使は3月10日、東京都内の日本記者クラブでオンライン記者会見し、北方領土での軍事演習について、日米同盟に警戒感を示した上で「米国がロシアを安全保障上の脅威と位置付けている状況下で領内の安全を守るのは当然だ」と述べた。「日本に向けたものではない」と強調し、正当な防衛上の利益を守るための措置だと主張した。
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ロシアは北方領土でたびたび軍事演習を行い、直近では2020年9月に菅義偉首相とプーチン大統領との初めての電話協議に先立ち、北方領土を含むクリル諸島で演習を実施した。ガルージン氏は、米国はトランプ前政権からバイデン政権に代わっても対露政策が変わっていないとして、「防衛能力を近代化しないといけない」と語った。
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日本との平和条約については、18年11月に安倍晋三前首相とプーチン氏が交渉を加速させることで合意したことに言及。「ロシア側は、この合意に基づき交渉する用意があり、条約締結後に他の議論が可能だ」と述べ、北方領土問題は2段階の交渉を踏むべきだとの認識を示した。
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防衛白書におけるロシア軍の配備は、1個師団が国後島と択捉島に駐留しており、戦車、装甲車、各種火砲、対空ミサイルなどが配備されていると書かれ、日々軍備増強が進められている。
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