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  2021.03.07.
  会津・美里町長:官製談合事件・業者も逮捕!
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町営住宅解体工事を巡る官製談合容疑事件!
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町長自ら入札メモを作成!
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代理人弁護士・議長に口頭で意思を伝えた!
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町長選は4月下旬の投開票を軸に調整!

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 会津美里町発注の町営住宅解体工事を巡る官製談合事件で、官製談合防止法違反などの疑いで逮捕された町長の渡部英敏容疑者(80)が、町の入札に関する情報を書いたメモを作成していたとみられる。
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 町や関係者によると、設計価格が300万円以上の町発注工事は町長に決裁権があり、渡部容疑者は入札情報を知る立場だった。渡部容疑者は、そこで得た情報を基にメモを作成していたとみられ、このメモが業者側に渡っていた可能性がある。
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 県警は公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕された斉藤正直容疑者(64)との関連も含め、慎重に調べを進めている。
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 県内で現職の首長が逮捕されたのは2006(平成18)年に当時の石川町長が逮捕されて以来、15年ぶり。
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談合事件について 町の発表
【町長の官製談合防止法違反事件について】
2021年2月25日
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 町民の皆様へ
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 この度、渡部町長が官製談合防止法違反の疑いで逮捕されました。
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 責任ある基礎自治体の長として、社会の信用を傷つけ、町民の皆様にご迷惑をおかけしましたこと深くお詫び申し上げます。
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 突然の逮捕という知らせを受け大変驚いております。
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 今後は、県警の捜査に協力するとともに、事態の推移を見守ってまいります。
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 町長不在という非常事態ではありますが、町民の皆様の安全・安心を守っていくこと、町民の暮らしに欠かせないサービスの提供など、職員一丸となり行政の責務を果たすとともに信頼回復に努めてまいります。                               会津美里町副町長 鈴木直人
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 福島県警捜査2課と会津若松署は2021年2月25日午前9時50分ごろ、町営住宅解体工事の指名競争入札を巡り業者側に最低制限価格を漏らすなどしたとして、官製談合防止法違反と公契約関係競売入札妨害の疑いで会津美里町長の渡部英敏容疑者(80)を逮捕し、取得情報で落札したとして、公契約関係競売入札妨害の疑いで同町にある斎藤工務所社長の斉藤正直容疑者(64)を逮捕した。
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 渡部容疑者の逮捕容疑は、20年10月の解体工事の指名競争入札前に、予定価格や最低制限価格を斉藤容疑者に教えて落札させ、入札契約を妨害した疑い。斉藤容疑者の逮捕容疑は、渡部容疑者からの情報を基に最低制限価格に近い価格で落札して妨害した疑い。
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 県警や町の資料によると、予定価格は704万4400円で、最低制限価格は633万9300円。斉藤容疑者の建設会社は最低制限価格とほぼ同額の634万1500円で落札。今回の入札で予定価格と最低制限価格の決定は町長の決裁が必要だったため、渡部容疑者はこれらの価格を知り得る立場だった。入札には7社が参加した。
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 斉藤容疑者の建設会社は19、20年に少なくとも2件の公共工事で最低制限価格と同額で落札しており、県警はその際にも不正がなかったかを調べている。
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 町長の逮捕を受け、鈴木直人副町長は「社会の信用を傷つけ、町民をはじめ多くの方々に心配、迷惑を掛けたことを深くおわびする。県警の捜査に協力し、事態の推移を見守っていく」とのコメントを発表。
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2月16日 町当局と記者団との質疑応答(抜粋)
司会:総務課長補佐児島隆昌
事務局:総務課総務係長髙橋力也、総務課契約管財係長榎森正典、総務課防災情報係長齋藤優、総務課総務係主任主査
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(記者)
今回の事件についてなぜ起きたか。町はどのように受け止めているのか。
(副町長)
私もまさかという思いがありました。町長自らがそういったことに関与していたという疑いがかけられたということでありますので、これについては、私以下、職員がまずコンプライアンスの徹底をしていかなければならないという思いに至りました。
コンプライアンスの徹底により信頼の回復に努めていきます。
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(記者)
町長逮捕について町民からも驚きの声が聞かれた。町民に対してどのように説明するか。
(副町長)
町として少ない情報の中で十分に把握できていない状況にあります。まずは、町民の皆様にこういった事態が発生したことを早くお知らせし、町民の信頼を失墜したことを率直にお詫びしたいと考え、私の名前で町ホームページにコメントを掲載しました。今後は、分かっている情報、説明できることを説明し、ご理解を賜っていきたいと考えています。
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(記者)
逮捕されてから、町の方に町長からの連絡はあったか。
(副町長)
残念ながら連絡は取れていません。
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(記者)
町長の職についても続投か辞職かは分からないのか。
(副町長)
そのとおりです。
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(記者)
今回の事件の齋藤工務所との過去1年でも、町長になられてからでもいいが、何件位受注、発注されているのか。町として把握しているものは。
(副町長)
入札結果については町ホームページで公開しておりますが、詳細については、手元に資料がないためお答えはできません。
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(記者)
逮捕された方との関係は、町はどのように考えているのか。
(副町長)
逮捕された齋藤工務所の社長につきましては、町の各種団体の役職も担っていただいていました。会合等で、関係はあったものと考えています。
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(記者)
昵懇(じっこん)だったのか。
(副町長)
私の知る限りでは、判断はつきかねますが、昵懇だとの情報は把握していません。
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(記者)
齋藤工務所との入札の件で、最低制限価格のぎりぎりの価格で落札している。過去の齋藤工務所の入札結果を見ると、同様に最低制限価格で落札されているものが何件か確認されているが、町としてはこのような状況に違和感や異論を覚えるようなことはなかったのか。
(総務課長)
入札の結果でありますので、特段おかしいとの認識はありませんでした。
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(記者)
その当時なかったということだが、今振り返れば、過去のようなものも含めてどのように受け止めているか。
(総務課長)
確かに最低制限価格に近い価格、さらには同額という入札実績がありましたので、認識が薄かったのだと思います。
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(記者)
今後、談合防止、再発防止に対する取組はどのように考えているのか。
(総務課長)
今後におきましても、職員一人ひとりのコンプライアンスの徹底が重要であると考えています。
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(記者)
今回の事案が起きた理由として、旧会津高田町の時から22年町長を務められてきて、町長に意見ができなかったというところが今回につながったという一部での指摘があるが、その点はどのように受け止めているのか。
(副町長)
私自身の話になりますが、町長が就任した時は旧会津高田町職員として勤務し、それ以降も会津美里町職員として同じ職場で勤務してきましたが、現在の立場以前の時にも、これは良くないのではないか、というようなことは進言したこともありますし、長くなったからということだけではないと考えています。
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(記者)
良くないのではないか、不自然になると進言した具体的なケースは。
(副町長)
具体的な例とすれば、旧会津高田時代に財政を担当していた時に財政面からみて、そういう事業を実施するのは公共的な利益の観点から考えると相応しくないのではないかということで、町長に進言したことはありました。
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(記者)
公共の利益にならないといった具体的な工事とか覚えていれば教えてください。
(副町長)
これにつきましては、具体的にこれといったものは記憶が前の話でありますので、町が様々な事業を導入する際に、町全体に利益があるものなのか、ある特定の利益になる可能性があるのではないか、と判断して、今回はしない方がいいと進言した記憶があります。
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(記者)
齋藤工務所が落札した工事の件数、金額は把握していないのか。
(副町長)
詳細については手元に資料がありませんが、町ホームページでも公開しておりますので、それを調査すれば結果は出ますが、捜査に関わることでもありますので、コメントを控えさせていただきます。
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(記者)
落札価格が同額であったり、ほぼ同じ金額であったようであるが、齋藤工務所以外でも同様なことはあったのか。
(総務課長)
齋藤工務所以外に同額の落札があったかについては、把握していません。
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(記者)
最低制限価格は町長がなんらかの形で知るものなのか。それとも職員に問い合わせるのか。その仕組みを教えてください。
(総務課長)
予定価格は、工事の金額によって町長が決裁する場合があります。その場合、当然予定価格、最低制限価格は、町長が決裁することになります。
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(記者)
今回の件はどのようになるのか。
(総務課長)
300 万円以上の工事であったため、町長が決裁したことになります。
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(記者)
町長から決裁以外で、電話で最低制限価格を教えてほしいと連絡があった職員はいるのか。
(総務課長)
町長の決裁以外では、ありません。
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(記者)
町のホームページで 2019 年度以降で齋藤工務所が落札したのが9件とあったが、公表は2年ごとにしているのか。
(総務課長)
公表は、2年分を掲載しています。
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(記者)
その2年分を公表する根拠は。
(総務課長)
公表については、要領に規定しています。
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(記者)
今後のチェック体制は、具体的にどのようにしていくのか。
(総務課長)
設計、工事に当たるものについても事務的に適正に処理していきます。そのためにもコンプライアンスが重要になります。チェック体制については上司を含め、コンプライアンスを徹底しながら業務を行っていきます。
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(記者)
齋藤工務所のこれまでの実績については警察で調べているとのことだが、最近、受注が多くなっているなどの認識はあったか。
(総務課長)
そういった認識はありませんでした。
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(記者)
3月2日に開会される議会についての影響で、施政方針はどのような形で行うのか。議会への影響は。
(副町長)
町長不在が想定されますので、私が代読することで対応することになります。
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(記者)
代読ということか。
(副町長)
町長名での施政方針を、私が代読するものと考えています。
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(記者)
町発注の工事で齋藤工務所が落札した件数は、2019年の4月から去年の 10 月まで8件でよいか。
(総務課長)
件数・詳細の資料は、持ち合わせていません。
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(記者)
齋藤工務所のほかにも近い落札額の入札があったようだが、今後さかのぼって調査する予定はあるか。
(総務課長)
町として、調査していく予定です。
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(記者)
予定価格の町長決裁について、挙がってきたものを認めるのか、町長が価格を指示することはあるのか。
(総務課長)
全ての詳細は把握していませんが、町長がその場で指示をすることは、ありません。
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(記者)
最低制限価格に関しても同じか。
(総務課長)
同様です。
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(記者)
過去に複数回最低制限価格と同額で落札していることに対し、認識が薄かったと答弁している。つまり複数回同額で落札しているケースは、町として不自然であるとの認識か。
(総務課長)
所管課より総務課へ入札結果が報告されます。その中では、認識が薄かったということでお答えしました。
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(記者)
300 万円以上の公共事業については、町長の決裁が必要ということか。
(総務課長)
そのとおりです。
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(記者)
それは条例で決まっているか。
(総務課長)
町の財務規則で規定されています。
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(記者)
齋藤工務所の社長と町長が、町長室で面会している記録はあるか。
(総務課長)
記録はありません。
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(記者)
同額の工事が複数件あるということは、町は認識しているということだが、何件把握しているのか。
(総務課長)
同額の件について、あったことは把握しています。詳細については、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。
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(記者)
なぜなのか。
(総務課長)
捜査の対象のため、お答えできません。
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(記者)
昨日の家宅捜索で押収された物品はどのようなものがあったか。事情聴取された職員はいるのか。
(総務課長)
捜査中でありますので、コメントは控えさせていただきます。
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(記者)
副町長が進言されたケースで導入するというのは物品か工事か。
(副町長)
私の記憶では、物品だったと記憶しています。
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(記者)
ここ何年かで落札に関して不審な情報や情報により入札を取り止めたことはあったか。
(総務課長)
そのような点はありません。
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(記者)
副町長が職務の代理者であるが、町長との連絡が取れていないが、いつまでに何かをしていなくてはならないという手順を教えてください。例えば何日までに辞表を提出するとか。
(総務課長)
職務代理者は町長が事故等で代理する際に何日という期間はありませんので、町長が不在となる期間を把握した上で判断していきます。
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(記者)
コンプライアンスの徹底ということであるが、町として調査委員会を設置する予定はあるのか。
(総務課長)
県警が捜査中でありますが、町としては、工事等の指名選考委員会の中で、齋藤工務所については協議していきます。
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(記者)
委員会の開催時期は。
(総務課長)
3月1日を予定しています。
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(記者)
どういうことを決めるのか。
(総務課長)
指名停止ということについて決めていきます。
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(記者)
最短で3月1日に指名から外すということか。
(総務課長)
そうなります。
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(記者)
その業者はいつから指名になっているのか。
(総務課長)
指名の名簿登載期間は2年です。
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(記者)
町としてその業者と関わっているのは何年か。
(総務課長)
過去の部分までは、把握していません。
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(記者)
今回、現職の町長逮捕であるが、どうして起きたのか。副町長は、特定の偏った利益に関して進言した。コンプライアンスも強化するとのことだが、率直に官製談合がなぜ起きたか、また、どのように考えているのか。
(副町長)
私は突然のことで驚いています。なぜ起きたのか、そんなはずはないという思い、まさかという思いが強く、なぜ起きたかの理解までには至っていません。
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以上
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 逮捕された町長の渡部英敏容疑者は大筋で容疑を認め、入手した情報で落札した斎藤工務所社長の斉藤正直容疑者も大筋で認めている。
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 会津美里町長の渡部英敏容疑者は3月4日、代理人弁護士を通じて谷沢久孝町議会議長に辞職を申し出た。町議会は8日の3月会議本会議で申し出に同意する見通し。谷沢議長が同日、町選管に通知すれば、町長選は4月下旬の投開票を軸に調整が進むとみられる。
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逮捕された町長の渡部英敏容疑者(80)=同町=が、町の入札に関する情報を書いたメモを作成していたようだ。
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 設計価格が300万円以上の町発注工事は町長に決裁権があり、渡部容疑者は入札に関する情報を知ることのできる立場だった。渡部容疑者は、そこで得た情報を基にメモを作成していたとみられる。このメモが業者側に渡っていた可能性があり、県警は公契約関係競売入札妨害の疑いで逮捕された斉藤正直容疑者との関連も含め、慎重に調べを進めている。
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