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尖閣有事・部隊搬送も視野に!
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加藤勝信官房長官は2月15日の記者会見で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に中国海警局の船2隻が侵入したことについて「誠に遺憾で断じて容認できない。このような海警船舶の活動は国際法違反だ」と述べ、外交ルートを通じて中国側に厳重に抗議し、速やかに退去するよう求めたと明らかにした。
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政府は、南西諸島に配備した陸上自衛隊の部隊に物資を運ぶ中型と小型の輸送艦計3隻を2024年に導入する方針を固めた。
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海自保有の輸送艇420t
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岸信夫防衛相は16日午前の閣議後会見で、南西諸島に配備した陸上自衛隊の部隊へ物資を運ぶ目的で新編する予定の「海上輸送部隊」に関し、搭載能力2千トン程度の中型級船舶1隻と、数百トン程度の小型船舶3隻の計4隻の導入を検討していることを明らかにした。
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これら船舶については、さまざまな装備品や人員などの輸送が行えるよう、陸海空の3自衛隊共同の部隊での運用を想定するとのこと。そのため、運用を担う共同の海上輸送部隊を2024年3月までに新編する計画としている。
部隊の配備先や、船を陸自が保有するかについては「決まっていない」として言及を避けた。
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米陸軍 汎用揚陸艇
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中国公船が領海侵入を繰り返す沖縄県・尖閣諸島周辺の情勢を踏まえ、離島への弾薬や燃料、食料の安定供給網を構築する。有事の際に離島奪還作戦を担う陸自の専門部隊「水陸機動団」の搬送も視野に入れる。複数の政府関係者が13日、明らかにした。陸自への輸送艦配備は初めて。
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中国の急速な軍備増強に対処するため、陸自部隊配備など近年進めてきた南西諸島防衛強化の一環。尖閣を巡っては、中国海警法により海警局船に武器使用が認められ、不測事態への懸念が高まっている。
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