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業者から現金210万円を受領か!
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配水池の整備工事めぐり!
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兵庫県赤穂市の配水池の工事をめぐり、便宜をはかる見返りに業者から現金210万円を受け取ったとして、赤穂市職員の男が逮捕されました。
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収賄の疑いで逮捕されたのは、赤穂市上下水道部の課長・西川貞寛容疑者(58)です。また、贈賄の疑いで森松工業の高松支店長・葉山郁夫容疑者(62)、大阪支店課長・松岡正紀容疑者(48)ら3人が逮捕されました。
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警察によりますと、西川容疑者は2020年6月に入札が行われた配水池の整備工事をめぐり、森松工業のタンクを納入しやすくするようタンクの材質などを指定する特記仕様書を策定。その見返りに、去年3月に森松工業側から現金210万円を受け取った疑いがもたれています。
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工事は別の会社が受注しましたが、森松工業はこの会社からタンクの下請け工事を受注していました。
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警察は、業者の部長ら3人も逮捕しており、癒着の実態を調べており、4人の認否を明らかにしていません。
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牟礼正稔赤穂市長は23日夕、市役所で記者会見し「職員逮捕という事実を重く受け止め、市政への信頼回復に取り組みたい」と謝罪した。汚職事件などで同市職員が逮捕されるのはここ20年で5度目。不祥事のたびに誓ってきた綱紀粛正は掛け声倒れに終わり、信頼回復が遠のく。「断腸の思いだ」。終始こわばったままのトップの表情が、問題の根深さをうかがわせた。
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体質を問われた牟礼市長は「いくら良いマニュアルを作っても、一人一人が自覚して取り組まないとどうしようもない。職員の資質が問われる」と唇をかんだ。自身の責任については「それなりの処分を考えている」とした。
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県警は23日、赤穂市内にある課長の自宅を捜索。一帯は新しい家が並ぶ住宅街で、課長の自宅前には高級外車4台を含む5台の車が止まっていた。
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牟礼市長は「いくら良いマニュアルを作っても、一人一人が自覚して取り組まないとどうしようもない。職員の資質が問われる」と唇をかんだ。自身の責任については「それなりの処分を考えている」とした。
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赤穂市によると、西川容疑者は1981年に採用され、2018年から現職。赤穂市では2019年にも贈収賄事件が2件相次ぎ、当時の係長2人がそれぞれ逮捕された。
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