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現職と新人“一歩も引かず”!
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自民県連が党員投票実施へ!
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次期衆院選の福岡5区で、現職の原田義昭前環境相(76)と新人の栗原渉県議(55)の自民党所属2人が出馬表明したことを受け、党県連は10月11日、執行部会を開き、どちらを公認候補として党本部に推薦するか決めるため5区内で党員投票を実施すると決めた。
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公認候補を決めるための党員投票は異例。党県連は13日に決定内容を党本部に伝える。ただ、党本部は現職優先の原則を示しているため、党員投票の実施に難色を示す可能性がある。
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党県連は2人の立候補の意向を受け、5区の7地域支部に公認選考について意向を確認。9日までに全支部から「県連に一任」との回答を得た。一部支部からは党員投票を求める声もあったという。
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5区では他に、立憲民主党の若子直也氏(41)と共産党の古賀新悟氏(56)の新人2人が立候補の意向を示している。
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ともに立候補の意向を表明し対立が懸念されている2人が同じ会合に参加し、互いに一歩も引かない姿勢を鮮明にした。
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9月27日、福岡市中央区のホテルで開かれた自民党の大家敏志参議院議員の政治セミナーに講師として登壇。
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◆自民党 小泉進次郎環境相
「本当にそうそうたる皆様の前で、この時間をいただいたことも大変恐縮している。私としては私の講演じゃなくて来賓の方の紹介だけで終わってもよかったくらいのそうそうたるメンバー」
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この政治セミナーには、次の衆議院選挙での対立が懸念されている2人の姿があった。福岡5区選出の原田義昭衆議院議員(75)と福岡県議会の前議長・栗原渉県議(54)です。
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2人はともに次の衆議院選挙で筑紫野市や春日市などを含む福岡5区からの出馬を表明している。当日の政治セミナーには、自民党の麻生太郎副総理も講師として登壇、関係者によるとセミナーの中で麻生副総理は自身の派閥にも所属している現職の原田氏の支援を明言し壇上に呼んだという。
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◆原田義昭前環境相は、
「私もきょうはややびっくりした、ありがたいことだなと」
「まずはしっかり有権者の皆さんに自分の信念を訴えて、皆さんに選んでもらうというのが選挙」
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◆栗原渉県議は、
「派閥の会長としてはそうおっしゃるだろうというのは分かる」
栗原県議は無所属でも出馬する意志は変わらないという。
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党本部は原則として現職を公認することにしている一方で、栗原県議の地元の支部は世代交代すべきとして栗原氏の推薦を決めている。
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こうした中、自民党福岡県連は今後の対応について原口県連会長らに一任することを決定し、地元の意見を聞きつつ調整していくことにした。
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