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“核ごみ”応募表明当日に投げ込まれる!
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10月8日未明、「核のごみ」問題に揺れる寿都町の片岡町長の自宅で、窓ガラスが割れ付近が焼ける不審火があった。
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8日午前1時半ごろ、寿都町新栄町にある片岡春雄町長の自宅で、窓ガラスが割られ、窓枠付近が焼け焦げる不審火がありました。火はすぐに消え、けが人はいない。警察に通報をしたのは片岡町長本人で、現在、警察が町長から当時の状況を詳しく聞いている。
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警察は、何者かが片岡町長の自宅に放火した疑いで調べを進めている。また、町内の複数の場所で検問を行っているということで、原因は、8日、片岡町長が「核のごみ」処分場調査への応募を表明する予定になっていた。
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町長は、事件について「こうなってしまったことは仕方がない」とし、応募の判断には影響しないと話している。
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寿都町の片岡町長の自宅を燃やそうとしたとして、警察は町内に住む77歳の男を放火未遂の疑いで緊急逮捕した。現住建造物等放火未遂の疑いで緊急逮捕されたのは、寿都町のアルバイト従業員・東田敏雄容疑者(77)。東田容疑者は午前1時半ごろ、寿都町にある片岡春雄町長の自宅の1階窓付近に放火した疑いが持たれている。
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警察は東田容疑者の 認否を明らかにしていないが、事件の背景に核のゴミをめぐる町の文献調査への応募を巡る動きがあるとみて捜査している。
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原子力発電所の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、後志の寿都町は第1段階となる「文献調査」に正式に応募した。
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寿都町の片岡町長は10月9日午前、都内にある国の認可法人NUMO()原子力発電環境整備機構を訪れ、書類を提出した。
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国が2017年に調査対象になる可能性がある地域を示した全国地図「科学的特性マップ」を公表して以降、自治体の応募は初めて。
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