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  2020.08.22.
  TVも、雑誌も、週刊誌も:今が稼ぎ時!
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コロナと安倍政権の批評家は今が旬!
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新型コロナウイルスの流行状況について、日本感染症学会の舘田一博理事長(政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の構成員)は8月19日、学会で、「今、まさに第2波のまっただ中にいる」と述べ、感染拡大への注意を呼びかけた。
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「日本は、第1波、4月7日の緊急事態宣言ののち、何とかそれを乗り越えることができたが、今まさに、第2波のまっただ中にいるわけです」と述べ、「感染者数の推移は、全国も東京も、そのピークを越えたかのように見られているが、また再上昇が見られないかどうか非常な注意をもって見ていかなければいけない状況だ」と、警戒を呼び掛けた。
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加藤厚生労働大臣は、国会で、「初期の中国経由のウイルス症例が生じた時が『第1波』、その後の欧米系のウイルス輸入症例が『第2波』と表現したこともある。必ずしも定義があるわけではない」と答弁。
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政府の新型コロナウイルス対策分科会の尾身茂会長が日本感染症学会で講演を行い、現在の流行について「今後の推移に注意が必要だが、全国的にはだいたいピークに達したとみられる」とする見解を示しました。
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分科会のメンバーで、クラスター対策に取り組んできた東北大学の押谷仁教授は講演で「最新の発症日別のデータからは全国的に7月下旬から8月はじめごろにかけて山があったようにみえるが死亡者数が徐々に増えていることもあり、慎重に見極めが必要だ。第1波に比べて、現在の流行ではある程度リスクを制御することはできているが、これをゼロにしようとすると社会・経済活動を著しく制限せざるをえない。今後、どこまでリスクを許容するか、社会的な合意を得るため真剣に考えていく必要がある」と指摘した。
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押谷教授は「今後どこかで感染拡大が起きるリスクは当然あり、お盆での移動に伴う感染拡大があった可能性もある。(1人の感染者が何人に感染を広げるかを示す)実効再生産数も1をようやく切ったところ。その傾向がずっと続くか慎重に見極めないといけない」と語った。
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専門家が揃って講演しても、収束時期には触れていない。収束に関しては誰も言わないし、誰も知らないのだ。第二波の底は9月には来るだろうと思われるが、冬季には第三波が先に来るのか或いはインフルエンザが先に来るのかわからないが、せめて何型であれインフルエンザワクチンの用意は怠らぬようにして欲しいものだ。
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昨日も今日も明日も、そして此れからも「都道府県発表の感染者数、TV報道での専門家とコメンテータの掛け合い解説が続くだろう。
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コロナの収束見通しはつかなくても、安倍政権の任期は何時なのかは皆知っている。
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自民党総裁任期は 2021年9月
衆議院任期は   2021年10月21日
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コロナウイルスの話題に負けず、マスコミの餌になっているのが「安倍首相の人気のなさ」と「後継者は誰なのか」そして「衆議院解散は何時なのか」である。諸説あるが、8月17日午前、検査のため慶応大学病院(東京都新宿区)に入り、約7時間半滞在した。首相周辺は「夏期休暇を利用して休み明けの体調管理に万全を期すため、日帰り検診を受けている」と説明している。病院関係者によると、首相が6月に受診した人間ドックの追加検査だという。官邸幹部によると、首相は現在のところ18日まで公務を入れていない。
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安倍首相の体調をめぐっては、一部週刊誌などで健康を不安視する報道があり、菅義偉官房長官は今月4日の記者会見で「まったく問題ないと思う」と体調不安説を否定していた。

しかし、安倍首相が検査に入ったことで、政界でも、今後の政局をめぐって様々な見方が出ているようだ。原因は、安倍首相の体調不良説が消えないためだ。
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あるメディア関係者は、安倍首相が辞任して、麻生太郎副総理が暫定の首相を務めるのではないかとの憶測がある。
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大叔父の佐藤栄作元首相の連続在任日数の記録を超す8月24日に安倍さんが辞めるといううわさが出ていますし、麻生副総理が首相代理になり、その下で衆院を解散するという説もある。
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安倍首相は、自分が元気なら政調会長の岸田文雄さんにと思うが、総選挙の顔となると、地方人気が高い石破という線も出てくる。一番やらせたくない相手ではあるが。求心力が上がらない岸田政調会長より、安倍首相と二人三脚でやってきた菅官房長官をワンポイントリリーフででという見方もある。
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首相は岸田氏に首相候補としての経験を積ませるため、秋の内閣改造・党役員人事で幹事長に抜擢する案を検討してきた。その時は、二階氏が幹事長として在職最長記録を樹立する9月8日以降に人事を断行し、岸田氏を幹事長に、二階氏を党副総裁にそれぞれスライドさせる計画だったという。
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7月6日(月曜日)の首相の動静。午前11時14分までに官邸で小池百合子東京都知事と新型コロナ問題を協議した後、午後4時34分に3人の官房副長官らと九州豪雨対策を話し合う会議に臨むまで、5時間以上の空白がある。ある官邸関係者は、「最近日中に嘔吐したこともある」と話した。永田町には「吐血した」という情報が流れた。
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潰瘍性大腸炎という難病で第一次政権途中で退陣している。国会終了後の6月21日に不仲説が出ていた首相と官房長官の仲が急速に改善したという。「首相は6月19日夜、菅氏と麻生氏、甘利氏を交えた『3A+S』の会合を久々に開いたが、予約や出席者の日程調整など、すべて手配したのは今井氏だ。会食を終えた後、今井氏は『これで4人が一致結束できる体制が戻った』と喜んでいた」というだけのことはあって、首相も20日のインターネット番組で「すきま風が吹いているのではないかと言われるが、実際そんなことはない。そういうことを言われると、ある種の空気が漂う危険性がある。そういう意味でも、実際に話をするのが、政治の場では大切だ」と不仲説を一蹴して見せた。
新型コロナの感染防止策の発表場面でも、西村康稔経済再生担当相だけでなく、菅氏が前面に立つ機会が増え始めている。
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関係復活を見せた一件は、「Go To トラベル」前倒しで東京都を外したことだ。主要野党や自民党内からも延期や中止を求める声があったが8月1日を前倒しで7月22日とし、菅氏は千葉県の森田健作、神奈川県の黒岩祐治の両知事と事前に電話会談し、どちらからも「除外に反対」という申し出を受けた。結果、菅氏は除外を東京だけにするよう首相に進言したという。首相がこの訴えを丸飲みしたことだ。
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このような政界状況から、新型コロナの感染拡大最中でもあり、衆議院選を今秋に行える状態ではない、「衆院選は来年まで持ち越しとせざるを得ない以上、『ポスト安倍』はワンポイントで菅氏に任せようというのが、首相や麻生氏がたどりついた結論ではないか。その後により若い世代への代替わりをしてもいい」という考えにあるようだ。
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新型コロナの感染拡大で年内の衆院解散はないと見るなら、来年夏のオリンピック開催を確定させることが安倍政権にとって重要課題となった。
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9月からの注目は、安倍首相の健康状態は持ち直すのか、菅官房長官、岸田政調会長、石破元幹事長が「自民党内でどれだけ支持を受けれるか」なのだが、、、結論は一寸先は闇、何が起き上がっても不思議でない。
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