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  2020.08.21.
  宇治廃棄物処理公社:汚水を浄化処理せず放流!
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35年超放流の疑いも!
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管理責任を問うべき!
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 宇治廃棄物処理公社(岡見吉偉理事長)は8月20日、一般・産業廃棄物最終処分地で大雨時などに、染み出た汚水を処理しないまま隣接する川に放流していたと発表した。
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 未処理放流を35年以上していた可能性もあるという。汚水を流した川は最終的に宇治川に至るが、府山城北保健所によると、水質の異常は観測されていない。同保健所は廃棄物処理法違反の疑いもあるとして、公社に調査に入った。府山城北保健所は廃棄物処理法に違反する可能性があるとして、行政処分の可否を検討する。
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 公社には宇治市が全額を出資している。公社によると、汚水の処理施設は1984年完成。1日390m3の処理能力があり、埋め立て処分地2カ所(計約49万1000m3)から染み出た汚水を、基準値以下に処理して川に放流する。
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 同公社の敷地には第1~3期の埋め立て処分地があり、降雨により処分地からしみ出た汚水は、近くの汚水処理施設内の原水槽で一旦溜めた後に、浄化し、川に放流する。
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 第1期・第2期の汚水処理を担う施設は完成後36年経過した古い施設。長雨や豪雨の際に原水槽が満杯になっても、汚水の流入を止める機能がなく、原水槽からあふれ出た汚水で施設の機械が損傷しないよう、原水槽に直接ポンプを入れて汚水をくみ上げ、浄化処理をせずに川に放流していたという。
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 担当の職員2人が、前任の職員から引き継いで続けていたと言い、「常態化していた」が、公社が組織として指示したことはなく、関係者から情報を得た同保健所が8月中旬に立ち入り調査した際に初めて状況を知り、担当職員に聞き取った結果、判明したという。
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 上司の指示がないというが、汚染水の浄化状況は常にチエックできるはずで、それすら出来ていなかったということは職務怠慢であり、管理者の責任を問うべきでないか。
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