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中国は世界戦略上日本が邪魔だが!
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戦えば犠牲も大きいと意識する中国!
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米中対立構造の中で、注目を浴びてきた「敵地攻撃能力」に関する議論。日本で相手国の領域でのミサイル阻止能力を検討する場合は、周辺国(中国や韓国)の理解が重要ではとの記者質問に対し、「敵基地攻撃能力」保有議論に関連して「韓国の了解は必要ない」と断言。
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「中国がミサイルを増強している時、そのような了解があるか。わが領土を防御するのになぜ韓国の了解が必要なのか」と反問し「防衛白書やそれ以外のものでも、はっきり説明してきた」と語った。
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菅義偉官房長官は「現行憲法の範囲内で専守防衛という考えのもと、自民党の提言をはじめとして与党の議論を確実に受け入れながら、政府内でも議論していきたい」と語った。
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日本政府は敵基地攻撃能力に関連した議論を継続し、9月ごろにはミサイル指針を新たに発表する計画だ。
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防衛相は、中国海警局の公船が沖縄・尖閣諸島周辺で活動を活発化させている問題で、「自衛隊としても海上保安庁と連携し、必要な場合にはしっかり行動したい」と述べた。
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中国が主張する領有権は東南アジア諸国の領有主張を完全無視し、南シナ海(西沙、南沙、スカボロー)で自国領土と称し埋め立て軍事基地を作った。南シナ海の次は太平洋進出で、この海域の制海権を米中2国で分け合おうという主張をしており、覇権は米露から米中へと狙っており、海空制覇の整備を進めているが、大陸の鼻の先には台湾と日本が座っている。
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九段線、第一列島線、第二列島線を定め、いずれは強行突破を目論んでいる。九段線は目途がついたが、第一列島線の突破はまだだ。
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中国は、日本海、東シナ海、南シナ海を制覇しない限り、太平洋へ出れないことは百も承知であり、「九段線」を設定し、太平洋への進出を模索し、まず南シナ海を手中に収めようと埋め立てを始め完成させた。中国は、台湾進攻と尖閣諸島の奪取を目論み、魚釣島周辺へ中国海警の111日間の領海侵犯を続けた。
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対中及び腰の日本だが、米国の主導で軍備拡張を急速に進めている。中国にとって、満州事変から第二次世界大戦の日本軍の攻撃は忘れえぬ記憶なのだ。いまでも、恐日意識は抜けきっていない。
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その現象面は、中国各紙の最近の報道からも読み取れる。
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中国メディアの今日頭条はこのほど、ヘリコプターを搭載できる護衛艦「いずも」を改修してステルス戦闘機「F-35B」の搭載が可能になれば、「それは完全なる空母」であるとし、日本は空母を保有して「平和憲法に抵触しないのか」と批判する記事を掲載した。
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護衛艦いずもについて「満載排水量が2万6000tを超え、ヘリコプターを運用可能な大型の艦艇」だと紹介し、そのいずもはすでに米国の最新鋭ステルス戦闘機であるF-35Bの搭載が可能な空母への改修が決まっていると指摘した。
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海上自衛隊が保有する艦艇のレベルや装備は世界最先端であり、イージス艦も複数配備されているほか、日本の対潜能力は極めて高いというのに、さらにステルス戦闘機の搭載が可能な空母を保有するというのは「日本の平和憲法に抵触するのではないのか」と疑問を投げかけた。
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改修後のいずもは12機のF-35Bのほか、オスプレイやヘリコプターなども運用可能になると見られていると主張し、艦載機を見るだけでも空母となったいずもの作戦能力の高さが見て取れると主張。また、日本がいずもにF-35Bを搭載すれば、中国の空母「遼寧」や「山東」は「劣勢に立たされることになるだろう」と主張し、なぜなら「遼寧」や「山東」の艦載機はF-35Bに比べて性能が劣る「殲-15」だからであり、F-35Bと殲-15が仮に交戦しても、殲-15が劣勢にあるのは間違いないからだと論じた。
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海洋進出を積極化する中国はすでに2隻の空母を保有しているほか、さらなる空母の建造も進めているとされる。日本でも海上自衛隊の護衛艦「いずも」の事実上の空母化が決まったが、中国メディアの百家号は、「いずも」が空母化された場合、中国初の空母「遼寧」と「いずも」のどちらの戦力が上になるのかと問いかける記事を掲載した。
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日本は「空母」の特徴を備えた軍艦に「ヘリコプター搭載護衛艦」と主張し、過去に建造された「おおすみ型輸送艦」や「ひゅうが型護衛艦」、さらには、いずも型護衛艦の甲板を見れば、日本がずっと空母保有を意識してきたことが分かると主張。
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護衛艦「いずも」の甲板は小さめではあるが、世界最先端かつ垂直離着陸が可能なステルス戦闘機「F-35B」であれば甲板の大きさは問題にならず、改修も容易だと強調。日本は本来は空母を建造したかったのかもしれないが、いずれにせよ「いずも」の改修によって日本は本当の意味での空母を保有することになるのは間違いないと主張。
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改修後の「いずも」は多用途に使える空母としての能力を持つことになるとし、任務によってF-35Bを運用したり、ヘリを運用したり、さらには兵士や車両を輸送することもできるだろうと主張。そして、F-35Bを艦載機とした「いずも」の戦力は他国の中型空母を上回るはずだとし、もしかしたらロシアの空母「アドミラル・クズネツォフ」すら上回る可能性もあると指摘した。
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中国の空母「遼寧」はもともとワリヤーグというアドミラル・クズネツォフの姉妹艦ともいうべき空母を改造したものであり、F-35Bを艦載機とする「いずも」は殲-15を艦載機とした遼寧に匹敵する戦力を持つ可能性があると警戒感を示した。
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中国の大手サイト「新浪網」は「日本の空母は『F-35B』を搭載しても遼寧にはかなわない」とする記事を掲載した。海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「いずも」がF-35Bを搭載したとしても、戦闘になれば中国の航空母艦「遼寧」が勝利すると断じた。
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中国では、日本はヘリ空母にF-35Bを搭載すれば、中国の遼寧に匹敵または凌駕する戦力になるとの見方がある。
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カナダで出版される中国語などによる軍事情報誌「漢和防務評論」が「『いずも』型にはF-35B戦闘機が20機以上、搭載可能」と評したことを「大風呂敷」と批判。いずも型が満載排水量2万7000tであるのに対して、米海軍の最新型で、満載排水量4万5770tの強襲揚陸艦「アメリカ」が搭載できるのがF-35Bを23機、ヘリコプター8機だからという。
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F-35Bは「遼寧」搭載の「J-15(殲=15)」よりも新鋭機で、中国の空母戦闘群に対して重大な脅威だが、ヘリ空母は甲板がせまく迅速な発進が難しいと主張。
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F35-Bのステルス性は、日本側が機数の少なさをカバーしようとして武器類を機体外に装着するので失われると論じた。
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また中国は性能の高い艦載用早期警戒機「JYZ-01」を開発したので、F-35Bが警戒網を突破して「遼寧」を襲える可能性は低いと主張。
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加えて、中国は攻撃型原子力潜水艦を保有していると指摘。日本には最新式の「そうりゅう」があるが、原潜は比べものにならないと主張し、戦闘になれば、攻撃型原潜が日本のヘリ空母を不意打ちする可能性が高いと論じた。
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最後に「国内外の下心ある媒体と個人は、すべての外国製武器にはひれ伏す。その意図はよく考える必要がある」、「いつまでも“恐日病”のとりこになっているべきでない」と論じた。
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