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  2020.06.03.
  東京都知事選:18日に告示・自民都連はどうする!
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TV出ずっぱりの小池知事・選挙選は有利!
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自民党都連股裂きに・来年の都議選をどうする!
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 都知事選は7月5日投開票だが、新型コロナ問題で落ち着いた感があり、非常事態宣言も解除されたが、6月2日、新たに34人が新型コロナウイルスに感染していた。1日で30人以上が確認されたのは、5月14日以来、19日ぶり。夜の繁華街や既に感染者が出ている病院を中心に感染拡大の兆しがあるとして、小池百合子知事は同日夜の対策本部会議で、警戒を呼び掛ける「東京アラート」を初めて出した。午後11時に都庁舎と東京湾に架かるレインボーブリッジを赤く点灯。
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この最中、2週間後に迫った知事選告示、自民党二階幹事長が1日、党本部で鴨下一郎都連会長と会談。都知事選について「どういう状況になっても、柔軟に対応できるよう準備をしてもらいたい」と述べ、再選出馬するとみられる小池百合子知事の支援に向けた環境整備を急ぐよう指示した。二階氏は「都知事選まで時間がない」とした鴨下会長の「独自候補擁立が難しいと」の報告に対する二階幹事長の先の言葉は、小池百合子を応援せよとの指示みたいなものだ。
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 しかし、都連内部には小池氏に反発する勢力もあり、業を煮やした二階幹事長が都連に対し、党本部の意向に沿う形で対応を決めるよう事実上求めた。
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 終了後、鴨下氏は「コロナ禍の中で苦労なさっている都民にとって納得のいくような選挙をしなくてはならない」と述べるにとどめた。今後都連の選考委員会などで対応を協議する。と語るが、来年の都議選で小池派と戦う自民都連が、場当たり的な選挙戦をしたなら間違いなく惨敗する。
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 立憲民主党は、任期満了に伴う東京都知事選で、立候補を表明している元日弁連会長宇都宮健児氏(73)を支援する方針を固めた。
野党の結集を目指す野党が一本化できたとしても、選挙戦でフル稼働できるかは疑問だ。共産党は宇都宮氏を評価するが、国民民主党内には慎重論がある。いつものバラバラ野党を露呈するなら、小池百合子の楽勝かも。
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 何といっても、コロナ禍で毎日TVに出ている小池は、もう選挙を意識して会見をしている。出馬声明は、最後のダメ押しにも通ずる。
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 6月2日、熊本県小野泰輔副知事(46)が、熊本市内で記者会見し、東京都知事選に無所属で立候補する意向を表明した。小野氏は、東京と地方との経済交流促進を公約に掲げ「新型コロナで苦境に立たされている都民と力を合わせたい」と述べた。政党の公認や推薦は求めず、会員制交流サイト(SNS)を使って政策を発信する考えを示した。
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 小野氏は東京都出身で、東大法学部卒。コンサルタント会社勤務や衆院議員秘書などを経て、東大時代のゼミで担当教授だった蒲島郁夫氏が2008年の熊本県知事選で初当選した後、県政策調整参与に就任。副知事に就き現在2期目。今月20日に任期満了を迎える。
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 自民党都連はどう動くか。
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