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DB方式の施工に何社手を挙げるか!
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現庁舎
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2018年4月15日、近江八幡市市長選が行われ、大方の予想を裏切って
共産党応援の小西理氏が当選した。小西市長の初仕事は、前市長冨士谷氏が工事発注した施工中の新庁舎の契約解除。前代未聞であるが、選挙公約だと言って施行者・奥村組に解約通知を行い、奥村組は基礎工事施工中ではあったが、すべてを解体撤去した。
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工事契約解除については現在まで10回以上交渉を重ねているようだが、金額に大きな開きがあり、解決したとは聞いて居ない。
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そのような中、新庁舎(4階建)の基本設計プロポーザルの入札公告が行われ、市当局の概算予算では建設費は41.8億~46.3億円、現庁舎解体費1.3億円を見込んでおり、工事は「基本設計先行型DB方式」を採用するという。
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ケチれば良いという訳ではないが、小西市長は「シンプルでコンパクトな新庁舎として行政サービスの充実を図る」というが、新庁舎以外は既存建物を補強したりして使用するという。水道事業は南別館、市民サービスはひまわり館、安土町総合支所の建て替えは当面なしということだ。
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幻の庁舎
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小西市長が当選し、2年過ぎたが新庁舎が建設解約になっていなければ、今頃は役所も完成し職員諸氏もはつらつと仕事をしていたであろう。いま、基本設計のプロポーザルが始まり、時間と無駄費用が再度発生していることである。この2年、新市長の実績は何があるのだろうか。
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7月には基本設計の設計業者が決まる予定だが、どんな業者が決まるだろうか。今後、折々で小西市政の姿を追う。
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