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   2019.12.20.
   プレサンス:山岸社長・未だ退任せず!
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オーナー社長として未練があるのか!
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12月16日、大阪地検特捜部はプレサンスコーポレーション(株)山岸忍社長を明浄学院の不動産取得に関し、学院所有地買収資金の提供者であり、資金環流の首謀者、学院乗っ取りを計画したとして逮捕した。
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12月11日、当局の動きからプレサンスの法人登記簿の取得を申請したが、登記中とのことで取得できなかった。この時点で、先手を打って代表取締役を辞任かと思ったが、逮捕後の12月19日会社謄本を取得したが、役員変更はしていなかった。オーナー社長として、企業代表の地位を手放したくなかったと言うことだろう。
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山岸忍社長の一言に「一隅を照らす」という言葉を使って、自身と企業イメージアップを図ってきたが、急激な業容拡大と資金調達は窮屈な状態であり、物件も土地取得、設計、建築、販売の一連の動きも、自社販売と卸売販売(1棟売り)の2つがあり、自社販売で売れ残りが10%あれば、利益は極端に悪くなる。1棟売りなら、利益は低くても資金繰りにはプラスとなる。
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自社販売には、やはり1等地の取得が欠かせない。明浄学院(高校)の土地は2016年の時からプレサンスの名は取得先として出ていた。ただ、このときの学院を巡る主役は岡山の反社系企業と大橋美枝子が走り、このときの資金提供者は神戸にある医療法人Sの理事長が10億円を出していたが、成就せず利息もなしで10億円が戻ってきた。当時の明浄学院の経営資金応援と役員変更の時に、5億円が利用され大橋以下関連者が理事等に就任したが、医療法人Sの爪の長さを嫌い、金主変更をした時に現れたのが、プレサンス・山岸社長であった。
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大橋以下主要メンバーは、山岸の学院乗っ取りと不動産取得(学院の高校をそっくり移転)の目的時期と投下資金のバランスが合わず、PTAの反対もあり、とりあえず学院の高校建替え資金のためにと言う屁理屈をつけ、敷地の一部を売却する暴挙に出た。不動産事件師の常套手段である大橋理事長(当時)を中心とし資金を関連者の口座次ぎ次と移動し、目くらましをしながら、建前上の貸付金18億円回収し、不動産を取得したプレサンス・山岸の急ぎ働きが事件を薄暗かりから日の当たるところへ出してしまった。という事であろう。
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根本原因は、分譲で1等地を取得する難しさが、借金にまみれ自転車操業をしていた企業のオーナー経営者が、土地買収・学院買収資金を急ぐ余り、不動産詐欺事件に手を染めた根本に、大橋美枝子の自身と関連者が他人の褌でカネを稼ぐ連中とのせめぎ合いが、荒っぽい仕事として特捜の手が入る原因であったといえる。学院側は、大橋美枝子理事長の一連の行状について、大阪府警に告発したりしていたのも要因ではあるが、なんと言っても21億円が学院に残っていたなら、このような結果にはならなかった。
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プレサンスの山岸忍社長の資金引き上げを急いだ成れの果てである。仕組んだつもりでも、貸した金を回収しただけとは恐れ入った理屈だ。暴力金融の言い草と同じだ。これが経営者の言う言葉だろうか。ガバナンスもコンプライアンスも頭から無視という経営だ。
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12月20日現在、プレサンスの謄本上で役員変更の申請はされていないし、山岸忍社長の辞任発表もない。副社長が社長となったというが、役員会で決めただけであり、業務進行上の意思表示である。今後、資金調達や銀行返済、物件仕入れ等茨の道が待ち受けている。立て直しより先に、倒産の危険もある。
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 関連者の企業謄本は、明日掲載する。
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