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2019年1月12日告示・19日投開票!
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任期満了に伴う大津市長選(2020年1月12日告示、19日投開票)に、滋賀県議の佐藤健司氏(46)が立候補する意向を固めたことが分かった。
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佐藤氏が同日、関係者に伝えた。大津市議会の二つの最大会派「湖誠会」「新和会」所属の自民党などの市議20人が8月末、現市政の転換を目指して佐藤氏に立候補を要請していた。
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佐藤氏は愛知県岩倉市出身。同志社大卒。NHK記者を経て大津市議を2期務め、2011年の県議選で初当選し、現在3期目。
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大津市長選に、会社員の田中修氏(55)が無所属で立候補することを10月18日、正式表明した。同市内で記者会見した田中氏は、「普通の市民の視点を大事にしながら市政に取り組みたい」と決意を述べた。
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田中氏は現市政について、市民センター再編を巡る住民とのコミュニケーション不足などを念頭に「議論が徹底的にできていない。市役所の中や市民の声を聞き、協力を得るべきだ」と批判した。大手商社に30年以上務め、シドニーやニューヨークで金属資源開発に携わった経験から「組織の中で人の力を集めながら、しっかりやり遂げていくことができる」と強調した。
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市の玄関口であるJR大津駅や京阪びわ湖浜大津駅かいわいの人通りが減っているとして、「街の魅力がかすれつつある。再生の活力を生み出し、20年後を見据えた街づくりに取り組む」とも述べた。重視する分野として、教育や医療介護、高齢者やボランティアの活動支援などを挙げた。
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選挙では「完全無所属で立候補する。ドアを開け、皆さんと連携したい」とし、幅広い支援を求める方針。政党や各種団体に推薦を依頼するかどうかは「まだ白紙」と話した。
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田中氏は大津市出身。東京大卒。三菱商事に勤務し、7月に早期退職の手続きをした。8月から自らが立ち上げた政治団体「大津再生プロジェクト」の代表を務める。
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大津市長選に、市働き方改革監の小西元昭氏(49)が立候補する意向を固めたことが11月29日分かった。今期限りで退任する越直美市長の後継候補として国民民主党が擁立を検討している。
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関係者によると、同党市議らでつくる市議会会派「市民ネット21」が、越氏の行財政改革に中心的に携わった小西氏に打診し、立候補の意思を確認した。連合滋賀をはじめ、立憲民主や共産、社民各党にも支援を求める。国民を含む国政野党4党は共闘に向けて協議を続けているが、足並みがそろうかは未知数だ。
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小西氏は「(擁立の)話をいただいているのは事実だが、まだ決断はしていない。考えている最中だ」と話した。
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小西氏は大津市出身。京都芸術短期大卒。1991年に大津市役所に入庁し、人事課長を経て2019年4月から現職。
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