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役所など家宅捜索!
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市職員が元上司らから飲食やゴルフの接待!
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沼津市が発注した駐輪場工事を巡り、公競売入札妨害などの疑いで沼津市職員の筑木(ちくぎ)和正容疑者(62)ら3人が逮捕された事件で、県警は10月19日、沼津市役所や三星建設工業(沼津市岡宮)など16カ所を家宅捜索した。関係資料を押収し、予定価格が業者側に伝わった経緯や金品の授受を含め、3人の動機などを調べる。
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沼津市役所には、捜査員11人が午前9時半ごろ、段ボールを手に入っていった。市幹部ら数人が厳しい面持ちで見守った。山田晃良広報課長は「捜査には全面協力し、事件の全容解明に努める」と話した。三星建設工業でも午前9時半ごろから、捜査員9人が家宅捜索を始めた。いずれも約2時間で終了した。
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逮捕容疑では、3月にあったJR原駅の駐輪場の改修工事の入札で、元市職員の無職植松秀年容疑者(69)が筑木容疑者から聞き出した予定価格などを、1月下旬ごろ、三星建設工業の植松真一容疑者(47)に漏らし、入札を妨害したとされる。
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県警は3人の認否を明らかにしていない。市によると、入札には6社が参加。入札予定額27,999,000円に対し、三星建設工業は最低制限価格に近い24,753,600円で落札した。
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捜査関係者によると、市工事検査課主任の男は日常的に元沼津市職員の無職の男、土木建設会社社長の男と飲食やゴルフ、釣りなどを共にしていたが、その際は代金を支払っていなかったとみられる。沼津署と県警捜査2課は市工事検査課主任の男への接待が日常的に行われていたとみて、価格漏えいとの関連について慎重に調べを進める。
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3人が携帯電話を使い、口頭で予定価格を伝えていたことも分かった。土木建設会社社長からの依頼を受けた元沼津市職員の無職の男が元上司の立場を利用して市工事検査課主任の男から予定価格を聞き出していたという。
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3人の逮捕容疑は市が2019年3月に実施したJR原駅の駐輪場改修工事の一般競争入札を巡り、元沼津市職員の無職の男が市工事検査課主任の男から聞き出した予定価格を土木建設会社社長の男に教え、最低制限価格に近似した金額で同社に落札させて公正な入札を妨害した疑い。
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同署などは、同容疑で3人を静岡地検に送致した。捜査関係者によると、いずれも容疑を認めているという。
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