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共和党現職を退ける!
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11月月5日、米ケンタッキー州知事選が行われ、民主党のベシア州司法長官(中央)が、再選を目指す共和党の現職ベビン知事に勝利した。
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トランプ大統領は投票前日の夜、ベビン氏の応援に駆けつけ、「ベビン氏を再選しなければならない。さもなければ『トランプが史上最大の敗北』と評される。私をそんな目に遭わせないで欲しい」などと訴えていた。
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5日はケンタッキー州のほか、バージニア州、ミシシッピ州、ニュージャージー州の4州で各種選挙を実施。トランプ氏が再選を目指す来年の大統領選の行方を占う上で注目されていた。
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ベシア氏は5日夜、勝利を宣言したが、ベビン氏は「違反行為」を理由に敗北を認めていない。ベビン氏は「違反」について具体的には説明していない。
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バージニア州議会選では、民主党が上下両院で過半数を獲得。これまでは共和党が僅差で過半数を占めていた。民主党が同州で上下両院を制するのは約25年ぶり。
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この選挙では、来年の大統領選に向けて民主党の候補者争いをしているジョー・バイデン前副大統領や、エリザベス・ウォーレン上院議員が、民主党の立候補者の応援に入った。
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BBCのアンソニー・ザーカー北米担当記者は、ヴァージニア州はかつて共和党の牙城で、近年は民主党と互角とみられていたが、これで完全に民主党の地盤に変わったと伝えている。
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ミシシッピ州知事選は、共和党のリーブス州副知事が民主党のフッド州司法長官に勝利。ニュージャージー州は、民主党が下院で過半数を維持する見通し。
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米紙ワシントン・ポスト(電子版)は5日、2020年の大統領選で、野党民主党の有力5候補の誰が公認されても、再選を目指すトランプ大統領は苦戦するという世論調査結果を伝えた。
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トランプ氏の経済政策に対する評価は比較的高いものの、人柄への不満や不信が強いようだ。
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調査結果によると、民主党候補のうち支持率上位のバイデン前副大統領、ウォーレン上院議員、サンダース上院議員のいずれが相手でも、大統領選でトランプ氏に投票すると回答したのは40%前後で、対立候補を14~17ポイント下回った。トランプ氏は、上位3人を追うブティジェッジ・サウスベンド市長とハリス上院議員にも10ポイント前後の差をつけられた。
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民主党候補との支持率差は、バイデン氏を除くと1桁台だった7月の世論調査より拡大。同紙は「7月との違いは、無党派層が民主党支持に動いたことだ」と分析している。
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「トランプ氏の就任後、経済が良くなった」と答えたのは44%で、「悪くなった」の22%を大きく上回った。一方、トランプ氏の人柄に対しては「正直で信頼できる」が31%、「大統領職を効果的に務める性格や気質を持っている」が36%で、「そうは思わない」がともに6割を超えた。
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