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首謀者は常に裏で動き!
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仲介者は代理行為をする!
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連帯広報委員会HPに「タイヨー生コン恐喝事件・大津地裁」と題し、9月3日と5日に記事が掲載されていた。
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一部抜粋
9月2日の公判証人。
1人目の証人はN氏
事件とされている当日、トラブル解決に向けての方向性を話し合うために会う場所をセッティングしたと証言した。その際、相手方のI氏と副委員長の口調が解決するための話し合いの場に相応しくないと感じ、証人自身の独断で副委員長に席を外させたと証言した。委員長は自己紹介をした後、近畿2府4県の生コン協同組合の情勢について、丁寧な口調で語り労働組合の関わりも説明したという。
当日までに証人と委員長が話したのは2回のみ。滋賀の生コン会社の人が会いたいと言っていると伝えたときと、委員長から会ってみようと返事をもらったときだけ。
「委員長からお金を要求するような話は一切されたことはなく、常に委員長は受け身だった」と証言した。
今回の証人で関わったとされる証言可能な人は全員が証言した。誰の証言からも恐喝事件の被告人とされる委員長と副委員長がお金を要求したという証言は出ず、恐喝はしていないということが明らかになったのではないか。
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公判内容記事で、検察側証人の西井氏(新淀生コン社長、西井商店社長)は生粋の連帯系人間であり、旧大阪セメント(現・住友大阪セメント)の時代から武委員長とともに大阪セメンと表裏一体となってきた人物である。
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大阪広域協組と連帯ユニオンの争いが始まり、連帯の形勢が悪くなるとともに広域協組にも秋波を送って来たように見えていた。それが、タイヨー生コン恐喝事件で検察側の証人になったことは、ある意味時代が変わったなと思っていたが、証人尋問で手のひらを返した証言に、業界は?という疑問符をもった。
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タイヨー生コン恐喝事件の首謀者は誰だったのか?
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滋賀県の一連の逮捕から、武委員長、湯川副委員長主導のもと、仲介人は西井氏であったことは分かっているが、リーガHotelで1000万円のやり取りをし、礼金を受け取っていたという話も聞いている。簡単に言えば、共同正犯の立場にあるのではないかと疑われても仕方がないのだ。
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連帯側の言い分は個々バラバラの裁判は、一見正しいように見えるが、一連の動きを眺めてみれば武建一委員長を頂点とした集金マシーンが副委員長や中央の執行委員が実行責任者としておのおの分担していたことは誰でも想像できる。
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本紙はなぜ西井氏の証言につき取り上げたのかと言うことは、今後裁判が進行する京都地方裁判所の近畿生コンに勤めていた7人(連帯所属)の解雇問題で6000万円の補填問題、ベストライナー解散保障で1億5千万円恐喝事件などこれらの事件でも、西井氏と同じように連帯の代理人的人物が逮捕もされずにいる。巷の噂では、検察側証人となるという。
公判が始まり、タイヨー生コン事件と同じように証言がチグハグになる危惧がある。
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本紙は、一連の裁判で武委員長や湯川副委員長が事件の首謀者として有期刑になるであろうが、裁判が終わってからこれらの証人が、連帯の復活をかけて動き出すのではないかと思っている。
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これら復活劇のスポンサーは誰になるであろうか。従来のように連帯傘下の協同組合や製造工場出ないことはハッキリしている。一番危ないのは、セメントメーカーである。
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いまでも旧大阪セメント、旧小野田セメントなどが連帯系の人間と切れていないのが何よりの証拠だ。
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セメント協会には17社のメーカーが加盟している。セメントメーカーも寡占状態に入り、今後もシエア争いは激しくなる。メーカーにとって、連帯が完全に弾き飛ばされることについては良しとしないところもある。要するに、業界の1強独占を心良しと思っていないからだそのことについては、別項で掲載する。
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