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   2019.09.20.
   建設汚泥:工事の割に汚泥発生量が少ない!
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残土量は増えている!
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産業廃棄物は何処まで行っても廃棄物!
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 最近、建設業者、残土業者、建設汚泥業者の間で、建設工事から発生する建設汚泥量と残土量で工事から発生する割合が、残土が多く汚泥の量にアンバランスなところが出ているのではないかという。
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 確かに、京都市内を例にとっても、大型ホテルが市内中心部で多く建設され、従来の鋼矢板(シートパイル)から連続壁に代わってきている。市の周辺部でも同様の現象が起きているのだが、どうも工事量に比例して建設汚泥の量が極端に少ないようだ。
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 建設汚泥は産業廃棄物である。乾燥させ残土と混合し残土処分場で処分したなら、産業廃棄物違反である。京都市廃棄物対策課も「そのような事実があるなら、廃棄物法違反で告発する」とも言うが、近年そのような摘発は聞いたことがないが、残土として処分されているのは事実である。
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 民間工事ならチエックに時間が掛かると逃げれられるであろうが、官庁工事で汚泥を残土として処分している場合は、厳しく取り締まれるはずだ。
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 民間の小さな工事でも、連続壁工事を採用している。そのような現場でセメント交じりの建設汚泥が発生しているのだが、何割が汚泥中間処理業者に委託しているのか?
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 京都府内、京都市内で建設工事、土木工事を施工したスーパーゼネコン、中堅ゼネコン、地場業者の2017年、18年のマニフェスト報告書のチエックから始める。19年は来年6月がマニフェスト締め切りなので来年の秋口に公開申請する。
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 新規工事でかかっている各現場に汚泥発生の有無、基礎工事の業者などを問い合わせ、実態を調査する。
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 つづく
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