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18年度セメント15社決算・セメント売上高は3.8%増!
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第1四半期の生コン需要・3年ぶり減の2014万m3!
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セメント主要5社の2019年4~6月期連結業績はセメント国内需要や生コンクリートの全国出荷量が軟調に推移するなかで、国内セメント部門の売上高は全社が前年同期を下回り、エネルギーコストや輸送コスト等の上昇に伴うコスト増が収益を圧迫し、全社が減益となった。
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各社は2018年4月からトン当たり1000円または1000円以上のセメント値上げに取り組んでいる。下期以降に徐々に浸透はしているものの、目標価格の確保には至っていないため、19年度もさらなる上積みを目指して引き続き値上げに取り組んでいる。
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セメント15社の2018年度セメント関連部門売上高(連結9社と単体6社の単純合計)は、17年度に比べ3.8%増の1兆8225億円となった。セメント販売量(固化材等含む)は微増となった。
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セメント国内需要や生コンクリート需要は堅調に推移したが、国内向けを優先したため、輸出数量は大幅に減った。一方で石炭価格などエネルギーコスト上昇の影響を受けて収益が悪化しており、厳しい経営状況が続いている。
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18年4月から各社はトン1000円もしくは1000円以上の値上げに取り組んでおり、徐々に浸透はしているものの、目標価格の確保には至っていない。
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全国生コンクリート工業組合連合会と同協同組合連合会のまとめによると、全国での6月の生コン出荷実績は前年同月比6.8%減の680万8000m3で、2カ月連続のマイナスとなった。このうち官公需は4.3%減の247万2000m3、民需は8.2%減の433万6000m3で、いずれも2カ月連続で減少した。
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第1四半期の生コン需要
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19年度の第1四半期(4~6月)の全国生コンクリート出荷量は2014万m3で前年同期を2.8%下回った。第1四半期がマイナスとなるのは、16年度以来3年ぶり。民需が3.1%減の1295万6千m3で3年ぶり、官公需は2.2%減の718万4千m3で2年連続の減少。民需と官公需の構成比は64.3対35.7だった。近年好調が続いた民需だが、5~6月は連続してマイナスとなり、6月は前年同月比8.2%減と、過去3年間で最も大きな下げ幅となった。
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