2019.08.05.
   愛媛県文化ホール改修工事:仕組まれた入札!(5)
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初回入札と再入札の何処が違っているのか!
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まず愛媛県からのmail回答を掲載します。以下の4項目は質問内容です。
2.改修前のメインホール客席の照明機器メーカーの名前
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3.再入札時の客先照明機器メーカーは3社見積を取ったのか
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4.再入札で同上照明機器メーカーはどこに決まったのか
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7.工事番号「建第12号の4」におけるメインホール調光制御装置、システム系統図の調光操作卓及び制御盤における部分に訂正を加えたのか否か
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 上記についての4項目についての回答内容は、以下の通りである。

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 内藤建築事務所に対する指名停止処分に関する項目「(県の)電気設備担当と内藤建築事務所とのメールによる打ち合わせ内容」や「入札中止から再入札、落札決定までの間に、何があったのか、外部圧力を含め部局内の打ち合わせメモや会議録など」、「12ヶ月の指名停止に至るまでの、経過協議及びこれらに関するメモ等一切」については、何の返事もない。情報公開に応じるのか、そのようなものは存在しないとするのか、あったとしても真っ黒に塗りつぶすのか、9月10日くらいまでには何らかの返事があるだろう。
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 今回の指名停止に関する発注者側の動きで、電材業者・県会議員の影のようなものが見え隠れする。設計段階から「建前は公平さを装っても特記仕様書とかシステム図に東芝以外の仕様を盛り込もうとして」いたが設計事務所が意向に従わなかったところがあるのではないか。
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 県が日経に対し、そのような設計事務所の態度を称して「意に従わない」という表現(言うことを聞かなかった)と説明したのであろう。
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 次回は、1回目の入札に使われた「特記仕様書」と再入札に使われた「特記仕様」のどこが違うのか、次々回はシステム系統図のどこが違うのか、2回目の図面が訂正されていた場合、誰が訂正内容を指図或いは指示をしたのかについて掲載する。
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