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早期にアジアに配備を”・エスパー長官!
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エスパー米国防長官は8月2日、ロシアとの中距離核戦力(INF)全廃条約が失効したことを受けて声明を発表し、新たな移動式の地上発射型巡航・弾道ミサイルを開発すると明言した。
アメリカとロシアによるINF(=中距離核ミサイル)全廃条約が失効したことを受け、アメリカのエスパー国防長官は8月3日、新型ミサイルを早期にアジアに配備したいとの考えを示した。
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INF条約の失効を受けて、アメリカは新たな地上発射型の中距離ミサイルの開発を加速する方針。これについて、エスパー国防長官は記者団に、早期にアジアに配備したいとの考えを示した。
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エスパー国防長官「アジアに配備したい。(核ではなく)通常兵器の中距離ミサイルだ。(Q.何年以内に?)むしろ数か月だ」
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また、エスパー長官は日本への配備について聞かれ、「推測したくない。配備計画と同盟国との協議によって決まる」と答えた。
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こうした動きはアジア太平洋地域で軍備拡張を進める中国を念頭に置いたもので、抑止力を高める狙いがあるが、軍拡競争の激化が懸念される。
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国防総省がロシアの条約違反を受け、2017年から新型ミサイルの研究開発を行っていたと説明。「条約が失効した今、ロシアに対する慎重な対応策として、これらの通常弾頭用ミサイルの開発を本格化させる」と述べた。
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INF条約では射程500~5500kmの地上発射型ミサイルの発射実験、製造、保有が禁止されていたが、研究開発は認められていた。
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一方、トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に、米ロ間で核軍縮協定について協議してきたとした上で、「いつかの時点で中国も含めたい」と述べ、3カ国による新たな協定締結に意欲を示した。
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