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   2019.07.23.
   露・第5世代戦闘機:Su-57量産型・正式発注!
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中国・Su-35戦闘機を購入か!
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自国の旧式機「退役」対策が急務!
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 ロシアの航空機メーカー、スホーイはロシア最大の国際軍事技術フォーラム「ARMY 2019」会期中の2019年6月27日、ロシア政府と第5世代戦闘機Su-57の供給に関する正式契約を行ったと発表した。いよいよロシアも第5世代戦闘機を本格導入する。
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 Su-57はスホーイでの社内名称「T-50」として、2010年初めに初飛行を行いました。ステルス性を持つ第5世代戦闘機としては、ロシア初のもの。
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 デザインの特徴としては、同じ第5世代戦闘機であるアメリカのF-22やF-35と比較して、機体の全高が抑えられ平面的な形状となっていること。正面からの面積を小さくし、よりレーダー波が当たりにくくなるよう工夫されている。
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 水平尾翼だけでなく、垂直尾翼も全体が可動する全遊動式になっているのも大きな特徴。垂直尾翼はエアブレーキとしても使用できるようになっています。エンジンの空気取り入れ口前方の部分は、前縁フラップのように可動する高揚力装置(LEVCON)。
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 水平尾翼は主翼と同一面上にあり、重なる部分では水平尾翼の形に合わせて主翼後縁が切りかかれています。エンジンには推力偏向ノズルが装備されているので、通常の飛行機ではおよそ考えられないような動きが可能。これは通常の操縦舵面の効果が薄れる超音速飛行時や、空気の薄い高高度でも良好な機動性を確保するためのもの。
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 すでにSu-57は2018年に増加試作機を含めた調達契約がロシア政府と調印されていたが、今回の契約で量産型の正式な調達が確定した。調達価格と機数については明らかにされていない。スホーイによると、Su- 57量産初号機の引き渡しは2019年末までに行われる予定。
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 中国メディアの新浪網は6月20日付で、中国がロシア製のSu-35戦闘機を追加購入する可能性があるとする論説を掲載。性能面では評価できないが、中国にとって自国の旧式戦闘機を退役させることが急務であるため、自国の新型機製造能力では追いつかない分を、少数だけ輸入するとした。額面通り受け取るべきか、コピー機を作るための資料としてか、狙いがわからないが、、、。ミグ21のコピー機も7~8年で量産から就役 させており、コピー技術は世界一だ。
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 論説は、中国空軍が2018年に行った模擬戦で、国産のJ-10C(殲10C)が、輸入機であるSu-35を圧倒したと紹介。特に、レーダーの性能に格段の差があるという。近距離での戦闘でも、PL-10(霹靂10)空対空ミサイルを搭載したJ-10CはSu-35に遜色なかったという。
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 中国は特にSu-35の電子装置に満足しておらず、18年5月には購入したSu-35をロシアに戻して、中国製の空対空遠距離ミサイルや情報化ヘルメットの使用を可能にし、さらに火力管制用電子機器を換装したところ、「中国バージョンSu-35」は、「オリジナルSu-35」よりもはるかに優秀になったという。
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 論説は、中国では新型戦闘機が次々に登場している一方で、空軍が現在も大量の第2世代ジェット戦闘機を保有している問題があると指摘。第2世代戦闘機の具体的な機種名は紹介しなかったが、合計400機ほどを保有するJ-7やJ-8を指すと思われる。J-7はソ連のMiG-21を参考に作られた戦闘機で、運用開始は1967年、J-8はJ-7の拡大発展型で運用開始は80年だ。
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 両機種の土台となったMiG-21は初飛行が55年で運用開始は59年。その後も改良が続けられて、最終的には1万機以上が製造された。戦後の戦闘機の中では「傑作機」の一つとされているが、改良を重ねたとしても現在になっては旧式機だ。中国が60年代後半になりJ-7を登場させたのは、ソ連との関係が60年ごろに悪化したため支援を受けられなくなり、戦闘機開発が当時の中国の技術力では「手に余る」難事になったからという。
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 中国空軍はJ-7を第一線から退け、J-8も退けつつあるとしている。新浪網の論説は、それでも第2世代戦闘機の退役を急いだ場合、国内での新型戦闘機の生産能力の限界を超えて、戦闘機の配備に「大きな穴」が開くと指摘。国内生産では不足する少数を購入して、空軍戦闘力の「穴」を補填する可能性があると論じた。
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 論説によると、Su-35の航続距離と飛行性能については、中国でも高く評価され、Su-35の航続距離については、2017年にロシアのパイロットがSu-35を操縦して自国の飛行場を出発し、空中給油なしで約4000km離れた中国南部の基地まで飛行したことがあったという。また、中国軍のパイロットは、Su-35では推力偏向(スラスト・ベクタリング)と操 縦システムが完璧に結合しているとして、称賛を惜しまないという。
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 中国はSu-27シリーズの戦闘機を長い期間に渡り使用してきたので、スホーイ製戦闘機の扱いに慣れていることも、有利な点とした。中国が登場させた、J-11シリーズやJ-15、J-16などはいずれも、Su-27をベースに中国で開発された機体だ。
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 中国がJ-11などを開発した際には、ロシア側が「無許可で変更して新しい機体を完成させた」と抗議したこともあったが、結局は「うやむや」になった。ロシアとしては自国の軍需産業のレベルを維持するために、大量の資金を必要としている。中国は航空機エンジンを含め、ロシアから大量の兵器を輸入している「上得意」であるため、ロシア側が追及を断念したのだろう。
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 記事はSu-35について改めて、ロシアがさまざまな経験に基づいて完成させた「Su-27の最終バージョン」と評価。中国はSu-35を購入した場合、「自国版Su-27シリーズ」を改良するための「もっともよい模範に なる」と主張した。
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