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   2019.07.01.
   京都生コン業界:規範も自浄努力も・どこへ!
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ガバナンスもコンプライアンスも見いだせず!
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 6月19日の洛南生コン協組の理事長、専務理事が逮捕された記事以来、続きを書いていないが、、、という問い合わせも頂いていますが、今の所大きな動きは聞こえて来ないが、小さな出来事はいろいろと入ってきます。
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 京都生コン協組連合会加盟の京都生コン協組、京都南生コン協組、京都中央生コン協組は、今回の逮捕劇に対し危機感をもっているかと思いきや、変な話だが「我関せず」と見受ける。
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 連合会結成に向けては、久貝京都協組理事、湯川副委員長、神農中央生コン協組理事らの主導のもと、中央生コン協組や京都生コン協組などの一部の加盟者の反対はあったが、4組合の総会を経て連帯系連合会として産声を上げたけれど2018年の滋賀県警が湖東生コン組合理事長や大津中央生コン協組の理事の逮捕、連帯委員長・副委員長の逮捕と重なり、その影響で京都生コン協組連合会は動くに動けず、賦課金という連帯労組へ上納する集金もできず、休眠状態が続いており、挙句の果て「京都からも逮捕者が出る」という噂が飛び交い一部の理事の腰が落ち着かない状態が続いていた。
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 各組合の理事が府警による事情聴取が行われたことは、業界内では周知の事実であるが、表面的には「渦中のターゲット者と日和見理事の間の交流は日を追うごとに途絶え始めた」と聞く。
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 呼ばれた面々はどのような事を聞かれたのかは定かでないが、京都らしさが良く出ていると人は言うが、中には嫌疑を晴らすためか、我関せづとばか、り聞かれていないことまで喋っているのかもしれない。いくら喋ろうが、嫌疑は嫌疑、容疑は容疑であり、過去の悪行が消えることはないし帳消しになることはない。
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 その良い例が、洛南生コン協組の毛谷村秀樹理事長と中村壽成専務理事の逮捕であったろう。毛谷村理事長は自ら連帯労組員と同道し、加茂生コンに生コン車の譲渡を迫ったというのが容疑と言われている。裏に引っ込んでいた湯川副委員長や中村専務理事も逮捕されたが、副委員長は武委員長に状況ごとに報告し指示を仰いでいたと聞く。
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 副理事長の隠れ配下は専務理事であり、専務理事に担がれて理事長が軽々しく動き回る。加茂生コン事件は連帯と協組幹部の共同犯事件と言えるだろう。
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 次はどうなるのか。ターゲットは誰7日。いつ府警は動くのか。業界では無関心を装いながら、裏でコソコソ話をしている。それでも不思議なことに、それ以上の話には触れないのだ。
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 ターゲット人物周辺の会社や所属する組合にも家宅捜索が入ったと聞き及ぶ。このような状況にあっても、各協組ともまさに「ひと事」、対処対策は誰かがやるだろうと無関心を決め込んでいる。
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 これから先、何人逮捕され、業界はどう信用を保つのか。
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