アクセスカウンター
   2019.06.22.
   京都府警逮捕の波紋:スネに傷あるもの・ビクッ!
   .
京都府警の次が見えないから!
.
業界の自浄作用は起きるか!
.
.
 19日の京都府警の動き以来、本紙の閲覧数も伸びていることは、京都における連帯ユニオンと生コン会社の結びつきに関心があるからだ。
.
 京都の生コン業界も、連帯に与する会社と反対する会社とどちらにも与(くみ)するでもない会社がある。腸内細菌には悪玉菌、善玉菌、日和見菌の3種があるという、京都の生コン業界も連帯ユニオンという悪玉菌に良いように牛耳られ、善玉菌が小さくなって生きてきた。全体の3分の2は日和見菌であり、抵抗もせずに悪玉菌の影響下で生き、中には日和見菌から悪玉菌に変わった会社もある。
.
 2018年7月、滋賀県警が連帯ユニオンの逮捕開始以来、次は京都府警の番だと期待されながら、8ヶ月ほど過ぎ、春には動き出すという噂も出たが、逮捕に動いたのは6月19日であった。
.
 業界でもここ数ヶ月、いろいろと噂された企業や個人は、今回の逮捕着手でホッとしたり、急に心配になったりと、スネに傷を持つものは心底穏やかでない。
.
 連帯に与していた個人(日々雇用など)が次は自分の番かと心配している向きもあると情報が寄せられている。本紙にも、人を介してではあるが、この会社は「逮捕されるでしょうか」という問い合わせもある。本紙がどう考えているのか情報を取りたいのだろう。
.
 京都の4組合は、過去には反社勢力をバックに勢力を拡大してきた時代がある。その反社勢力も栄華盛衰で勢力が変わり、にそと(京都第二外環状道路、沓掛IC~久御山IC、2008年着工、2013年開通)の施工時の生コン争奪でも、京都生コン協組の理事が暗躍したこともある。事件の内容はさておき、警察による反社勢力の押さえ込みで、代わりに出てきたのが連帯ユニオン関生支部である。
.
 連帯勢力が幅を利かせ始めると、アウトでいた勢力も連帯の影響で組合化をすすめ、ますます連帯ユニオンの影響が強くなり、賦課金という上納金が一部勢力を経由し連帯・武委員長に流れ始め、京都も他県と同じように連合会を結成し、賦課上納金を一本化しようとしたが仕組んだ連中の中心人物は逮捕され、成就できない内に京都府警が摘発に着手した。
.
 京都府警の内定が始まり、日和見菌から悪玉菌に変更した連中も、取り調べ以降ものの見事に日和見菌に戻り、逮捕を免れようとしている。京都4協組はどこでも「神輿は軽いほうが良い」という諺のごとく軽いものばかりが理事長として就任している。
.
 骨のある者が理事長となっても、短期で引きずり降ろされているのが、歴史である。
.
 さて、これから1,2カ月たち、京都生コン業界、4組合の理事がどう動くのか、自浄作用は働くのか、パイが小さくなるのは目に見えている中、構造改善は可能なのか、4組合を1本化した連合会の役割はあるのか、真のリーダーは出てくるのか・作るのか。岐路にさしかかった京都の生コン業界である。
.
 本紙は、京都市内関連4組合は必要なし、最高でも2組合に集約するか、連合会を改組し4組合が広域化を図るべきと思う。
.
 さて、業界はどう判断するのか、、、。
.
 本日も京都府警は、数箇所にガサ入れをしたようだ。次の事件のための捜索であろうことは推定できるが、ターゲットが何処にあるのかは捜索先がわからないと見えてこない。細部が見てきたら、お知らせする。
.