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首脳相互訪問定着図る!
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習氏の公式訪問は来年以降!
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日中両政府は、安倍晋三首相が年内に訪中する調整に入った。大阪で6月に開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席する習近平国家主席の訪日後の8月か12月で調整している。首相の訪中後には習氏が国賓として再訪日。首脳間の相互訪問を軌道に乗せたい考えだ。
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次回の日中韓首脳会談は中国で開催される。中国は年内の首脳会談開催の方針を固め、首相はこれに出席する。
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日中外交筋によると、中国政府は日本政府に対し、日中韓首脳会談の8月開催を打診した。日本側は、フランスでの主要7カ国(G7)首脳会議、横浜での第7回アフリカ開発会議(TICAD7)がいずれも8月に開催されることから難色を示しており、中国側は代替案として12月開催も視野に入れる。いずれの日程でも首相は出席する方向だ。
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首脳間の相互訪問を巡っては、2018年5月に李克強首相が東京で開かれた日中韓首脳会談に合わせて中国首相として7年ぶりに訪日し、同年10月には安倍首相が訪中。沖縄県・尖閣諸島を巡る問題などで一時、冷え込んでいた日中関係の改善を国内外に印象づけた。
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今年4月に首相特使として訪中した自民党の二階俊博幹事長は、習氏に大阪G20への出席に加え、日本への国賓としての公式訪問を要請。中国側は「習氏の公式訪問には、その前に首相訪中が必要だ」と日本側に説明した。日中韓首脳会談が12月開催になれば、習氏の公式訪問は来年以降になる見通しだ。
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また両政府は、6月の習氏の訪日は同月27~29日の3日間で最終調整している。中国国家主席の訪日は、胡錦濤氏以来9年ぶり。習氏はG20へ出席し、安倍首相とも首脳会談に臨む予定だ。
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一連の首脳往来は、5月16~18日に中国外交担当トップの楊潔ち共産党政治局員が来日する際に協議される。長野県軽井沢町で谷内正太郎・国家安全保障局長と会談するほか、安倍首相や菅義偉官房長官、河野太郎外相らとも東京で個別に会談する。
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