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住宅ローン債権など・7100億円で!
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1年前・バークレイズ投資家グループが8100億円相当!
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英不良債権受け皿機関、発足時から93%のバランスシートを処分。
米銀シティグループは英政府のバッドバンク(不良債権受け皿機関)から住宅ローン債権と無担保ローン債権を49億ポンド(約7130億円)で買い取る。英政府にとっては、金融危機のさなかに引き受けた資産の処分で大きな前進になる。
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国有化した銀行を監督する政府機関UKアセット・レゾリューション(UKAR)は4月2日、シティに対する2つのポートフォリオ売却を数週間内に完了する見込みだと発表した。パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)がこの取引を資金面で後押しする。
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英政府はこれまでに、ブラックストーン・グループやサーベラス・キャピタル・マネジメントなどの企業にもポートフォリオを売却。昨年にはバークレイズ率いる投資家グループが53億ポンド相当の住宅ローン債権を買い取ることで合意した。シティとの取引の結果、UKARの残りバランスシートは80億ポンドと、発足時に比べて93%縮小したことになる。
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英銀バークレイズが率いる投資家グループは、53億ポンド(約8100億円)相当の住宅ローン債権を英国の不良債権受け皿機関UKアセット・レゾリューション(UKAR)から買い取ることで合意した。
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UKARが2018年4月26日発表した資料によれば、売買は数週間以内に完了する見込み。米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)が関連資金を提供する。もともと金融危機時に破綻したブラッドフォード・アンド・ビングレーなどの金融機関が貸し出していた住宅ローンをUKARが引き取っていた。
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バークレイズのほか、HSBCホールディングスとロイズ・バンキング・グループ、ネーションワイド・ビルディング・ソサエティー、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループの子会社、サンタンデール銀行がコミットした。
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