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書類不足で本庁許可もまだ下りず!
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前回、近江八幡給食センター(2013年施工)工事で、各小学校の配膳室改修工事が予定より遅れ、学校や生徒、父兄に多大な迷惑をかけたにも係わらず、大木建設大阪支店や本社は責任の一端も感じず、言い換えれば、営業や現場が対処すべきという感覚だ。遅れたものは仕方なかろうという態度だ。
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官庁工事ですらこの体たらく、民間工事なら「出来上がるのを待てば良い」というのであろう。もちろん、民間工事では指名停止はないし、仕事は新規で他から受注すれば良いとの考えだろう。発注主にしても、工期を守れない業者には二度と出すなと言うのが基本だ。大木建設程度の会社はいくらでもある。大木建設㈱の建築、土木、設備工事業界内では601位(2218社)というランクだ。法令遵守意識ランキンでは1010位。Vorkers(ヴォーカズ)より。
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不思議なことに、社会福祉法人・枚方療育園だけは大木建設㈱との取引が1989年摂津三田福祉の里が鴻池組で完成したときには取引していたことになる。
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この時点では、大木建設の営業部長(現・枚方養育園参事)は横山氏であり、年齢は46歳であった。2004年に大木建設が民事再生を申し立てたとき横山氏は61歳、2007年に大木建設の民事再生が終結したときには64歳、2008年のリーマン・ショックのときは65歳で、横山部長はこの年に大木建設を退職し、枚方療育園に再就職した。
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ちなみに、枚方療育園・前理事長の山西悦郎理事長が縁戚にあたる厚労省九州厚生局長に30年以上に渡り金品の提供をしていたことが表面化したのは、2007年8月30日である。中古車の乗用車3台、うち2台は廃車となっている。
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新築祝いは88年、2階建ての自宅を建てた際に数百万円もらった。
2005~2006年にリフォームした際にも数百万円を提供された。松嶋前局長は、自宅のリフォームや新築時の資金供与については税務申告しているとしたうえで、「総額で2000万~3000万円受け取ったのではないか。金銭感覚が違うと言われれば、そうかもしれない。返したいとは思っていたが、自分の給料で返せる額ではなかった」などと話している。枚方療育園に5億円を超す国の補助金が内示された2004年2月、前理事長側が、松嶋前局長の自宅改修費1500万円を直接、建設会社に支払っていたことが、関係者の話でわかった。この建設会社がどこであるのか、社名は語っていない。
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枚方療育園は2002~04年度、大阪府枚方市の重症心身障害児施設など計3施設を増改築した際、厚労省から計10億4100万円の補助金を受けて
いる。同省と各府県によると、重症心身障害児施設「枚方療育園」(大阪府枚方市)に7億6150万円(00~02年)▽同「さくら療育園」(兵庫県三田市)に4億5640万円(04年)▽特別養護老人ホーム「おきな」(埼玉県行田市)に1億2800万円(04年)だった。
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増改築は、全て大木建設だったはずだから、当て推量で見ても「因果関係は成立する」のではないか、、、。
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後日談であるが、松嶋前局長が今年春までの7年間に約65回にわたって東京都心の高級ホテルに宿泊した際の代金の全額を、療育園側が肩代わりしていたことがわかった。松嶋前局長が療育園側の負担で都心の高級ホテルに宿泊するようになったのは、遅くとも本省の老人保健福祉局の課長補佐を務めていた2000年春ごろから。
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大半のケースでは、療育園の山西悦郎・前理事長(80)の二男である現理事長が、出張のため同じホテルの別の部屋に宿泊しており、1泊あたり4万円~6万円に上った松嶋前局長の宿泊費は、現理事長が支払っていた。局長は、04年7月に、社会福祉法人への補助金を内示する権限のある障害保健福祉部障害福祉課長に昇進してからも、ほぼ月1回のペースで宿泊を続け、05年10月に社会福祉法人の認可権限を持つ同部企画課長に就任してからの宿泊も含めると、計約20泊分、約80万円を療育園に支払わせていた。
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療育園の代理人の弁護士は「現理事長が東京に出張に行く際、松嶋前局長を呼び、一緒に食事をしたり、宿泊費を負担したりしたことはあった。しかし、あくまで昔からの付き合いの一環。前局長に何かを頼んだりしたことはない」と話している。
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理事長と局長の間は、金銭に無頓着な大雑把な付き合いかも知れないが、社会福祉法人理事長として、これだけの金が無造作に出されていた、その原資はどこにあるのか、、、。
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2007年のこの問題、補助金で施設改修した件と大木建設の施工、そして横山部長が2008年に枚方療育園に再就職した遠因も一連が線上に並んでいるようだ、、、、。
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