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   2019.02.17.
   ケフィア事業振興会・破産:代表の長男・自殺か!
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自殺したのは「かぶちゃん農園」元社長!
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 不正に資金を集めていた疑いがあるとして出資法違反容疑で警視庁の家宅捜索を受けた通信販売会社「ケフィア事業振興会」(破産手続き中)の鏑木秀弥社長の長男(51)が東京都中央区の自宅で死亡していたことが2月14日、警視庁中央署への取材で明らかになった。自殺とみられる。
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 捜査関係者によると、長男が社長を務めていた関連会社「かぶちゃん農園」(長野県飯田市)も捜査対象になっていた。
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 同署によると、長男は13日、自宅マンションで亡くなっているのがつかった。
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 ケフィアは加工食品の「オーナー商法」を展開し、顧客から出資を募っていたが、顧客への支払いが滞り昨年9月に経営破綻。警視庁は2月6日に都内の同社本社を家宅捜索していた。
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 干し柿など加工食品のオーナー制度で資金を集めていた通信販売会社「ケフィア事業振興会」(東京都千代田区、鏑木秀弥社長)が2018月9月3日に東京地裁から破産手続き開始決定を受け、ケフィアグループの中核だった「かぶちゃん農園」(飯田市川路、鏑木武弥社長)も10月1日付で経営破綻した。2月7日現在、同グループ会社の経営破綻は27社に及び、うち11社が県内。従業員が解雇されるなど影響が出ている。
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ケファイアの謄本
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 10月20日付で解雇された元従業員によると、農園の異変は2018年1月ぐらいから始まったという。それまでは通販の注文がほとんどだった農園の電話に、ケフィアの出資者から「配当金が入金されていない」「解約したが出資金が返却されない」などの内容の電話がかかってくるようになった。ケフィアが電話対応をしなかったためだった。
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 9月のケフィアの破綻時には鏑木武弥社長が農園の従業員を集め「ケフィアは破綻したが、農園は経営継続のため金融機関と交渉する」との発言があったという。同時に電話での注文受け付けを取りやめたが、ファクス、はがきでは注文を受け続けた。
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 しかし、9月19日、鏑木社長は農園の全従業員に「事業継続が難しく、解雇せざるを得ない」と解雇通告をした。10月2日には経営側から「農園が破綻しました」と謝罪があった。ハローワーク飯田によると農園から報告のあった10月20日時点の離職・離職予定者は、農園で84人、グループ会社のかぶちゃんファーム31人など計146人に上る。
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 柿の栽培や柿畑管理を担っていたかぶちゃんファームの経営破綻(10月11日付)も地域に大きな影響を与えている。飯田市農業課によると同ファーム関連の柿畑は飯田下伊那地域で約40~60haあるという。柿畑の権利関係はファーム所有、地権者とファームの直接賃貸契約、JAなどが仲介したケースなど多岐にわたっており、「全容の調査には時間がかかる。権利関係が不明で手を出せない」と担当者は話す。
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