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台湾海峡は国際水域・米海軍!
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通過に制約は受けない!
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米国が台湾海峡に自国空母を投入する可能性を示唆した、と香港の日刊英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」が1月20日、報じた。
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同紙によると、日本を訪れている米海軍制服組トップのジョン・リチャードソン作戦部長は1月18日(現地時間)、記者たちに「台湾海峡は国際水域で、我々が通過できない理由はない。その海域を通過するにあたり、艦艇の種類にどんな制約も伴うとは考えていない」と述べたという。これは、過去12年間にわたり同海域に対する空母投入を控えてきた米国が見解の変化を示唆したものだ、と同紙は伝えている。
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1995-96年、中国は、独立を主張する台湾に圧力を加えるため、台湾海峡に相次いでミサイルを発射して緊張した局面を生んだ。米国は当時、空母2隻を派遣して中国をけん制した。中国は「内政干渉だ」と反発したが、最終的には挑発行為を中止した。この屈辱的な出来事があってから、中国は軍備増強に拍車をかけた。その後、米空母が台湾海峡を通過したのは、ジョージ・W・ブッシュ政権時代の2007年が最後で、米国は中国の反発を意識し、同海域への空母投入を控えてきた。
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ところが、貿易分野だけでなく全方位的に米中の確執が生じている状況で、中国の習近平国家主席が年頭に「台湾統一」を強調、「武力の使用も辞さない」との方針を打ち出したことから、米国も台湾海峡への空母投入の可能性を示唆するという強硬なメッセージを伝えたものと見られる、と同紙は分析した。
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