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   2019.01.12.
   立憲・きしむ共闘:参院改選組「脅し」が信条!
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無所属4人入党!
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野党第1党ではあるが、、、!
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 野党の衆院会派「無所属の会」(無会)の所属議員13人中6人が、立憲民主党の会派に合流することが12月18日決まった。立憲が同日の常任幹事会で無会側の意向を了承した。閣僚経験者らベテランの合流により、野党内での立憲の存在感がさらに高まりそうだ。
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 立憲会派入りが決まったのは、中村喜四郎・元建設相(茨城7区)▽安住淳・元財務相(宮城5区)▽中川正春・元文部科学相(三重2区)▽江田憲司・元民進代表代行(神奈川8区)▽大串博志・無所属の会幹事長(佐賀2区)▽黒岩宇洋(たかひろ)氏(新潟3区)。大串氏がこの日、立憲の福山哲郎幹事長に電話で各議員の意向を伝えた。
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 会派入りを決めた6人のうち5人は旧民進系だが、中村氏は自民党出身。汚職事件で失職したものの無所属で当選を重ねた、異色の保守系議員として知られる。
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 無会代表の岡田克也元外相、野田佳彦前首相は支援者らと協議中で、玄葉光一郎元外相は立憲会派に合流しない考えを表明している。福山氏は執行役員会後、記者団に「(無所属の会の)残り6人も(2019年1月召集の)通常国会前に会派入りする可能性はあると承っている」と述べ、合流が今後増える見通し。
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 約6年の安倍政権。自民1強が続いているが、その遠因は「多弱」野党だ。最大野党の立憲民主党は無所属の会(無会)の一部の会派合流を決めたものの「単独主義」をとり、旧民進勢力の結集は否定する。来年の参院選を前に、野党は共闘関係よりもきしみが目立つ。
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 「幹事長のおひざ元。必ず勝たなければならない」。立憲の枝野幸男代表は12月16日、福山哲郎幹事長の地元・京都市で、参院選京都選挙区(改選数2)に新顔の増原裕子氏(40)の擁立を発表した。
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 京都の改選現職は自民、共産。国民民主党は前原誠司元外相の元秘書の新顔斎藤アレックス氏(33)を10月に公認済みだ。しかし枝野氏は「他党の動向はまったく関係ない」と言い切った。
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 前原氏は京都での議席奪取を目指し、候補一本化を強く求めてきた。8月の国民府連結成大会では、来賓の福山氏を前に民主党で共に行動してきた経緯を挙げ「選挙戦を勝ち抜くために、私と福山さんで野党結集を図りたい」と秋波を送った。連合京都も一本化を呼びかけた。
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 溝は埋まらず、前原、福山両氏の「代理戦争」の様相に。前原氏は「福山さんと話しても『うちは出します』の一点張りだった」と周囲にこぼす。国民府連幹部も「こうなった以上、もう突っ込むしかない」。
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 旧民進党出身で無所属の参院議員の長浜博行・元環境相(千葉)、芝博一・立憲参院会派国会対策委員長(三重)、真山勇一氏(神奈川)、野田国義氏(福岡)の4人が12月25日、立憲民主党に入党届を出した。芝、真山、野田の3氏は党籍はないもののこれまでも立憲会派に所属していたが、長浜氏は会派も無所属だった。長浜氏の入党により、立憲の参院会派は25人になり、参院野党第1会派としての勢力をさらに拡大することになる。
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 芝、真山、野田の3氏は25日午前、国会内で立憲の枝野幸男代表らと面談、欠席した長浜氏の入党届も含めて手渡した。枝野氏は「お待ちしておりました」と応じた。面談後、真山氏は「(野党が)多弱だと1強に蹴飛ばされてしまう。野党の中での大きな核が必要だ」と記者団に述べた。
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