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故障の心配が世界に広がる!
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修理で順次発電所の停止!
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『ロイター通信社』によると、関係筋からの情報として、GE(ジェネラル・エレクトリック)社製の世界中で稼働している公共用発電所用のガスタービンのうち、少なくとも18基に欠陥が見つかり、修理のため発電所の停止を順次行っているという。
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米国、テキサス州でGE社のガスタービン羽根の損傷によって数十万に及ぶ世帯に電気を供給していた発電所が止まった。GE社としては、大型の発電所向けのガスタービンの需要が減少する中で、なお且つ資金調達に日々苦慮する中でこのトラブルが起こった。
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GE社は、発電所に納入済みガスタービンの9HA、 7HA、9FB の3タイプについての修理費用として、電気事業分野のリストラの一環として48000万ドル(=528億円)の予算を計上しているという。
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なお、納入済みの3タイプのガスタービン、130基のうち、どのガスタービンを停止したのか、また部品の交換時期については公表されていない。
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日本、台湾、フランスおよび米国内の多数の発電所運営会社では、GE社が製造したガスタービンHAモデル55基を保有しているが、この中で少なくとも18基に対して、ガスタービン運転を停止しているか、もしくは停止を計画中とのことである。
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