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世界の96%の人が携帯電話のサービス提供圏内で生活!
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国連専門機関の国際電気通信連合(ITU)は12月7日、世界のインターネット利用者数は今年末までに、初めて地球総人口の半数を超え、51.2%に達するとの見通しを示した。
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『AFP通信』などのメディアが、インターネット通信などに関する現状をまとめたITUの最新の報告書について報じた。これによると、今年世界のネット利用者数は約39億人となり、年末までに史上初めて総人口の半数を超えるという。
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ITU旧報告では、2017年に世界のネット利用者数の割合は48%になるとしていたが、その後も順調な伸びを示し、同機関の趙厚麟事務総局長は声明で、「2018年末までに、インターネット利用者の割合は50%のマイルストーンを突破する。より包括的な世界全体での情報化社会に向けた重要な一歩だ。」と評価した。
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趙事務総局長は今後の課題についても触れ、「なお世界で余りにも多くの人々が、デジタル経済の恩恵を受けるのを待っている。」として、デジタル革命がネットを利用できない人を一人として残さないように、技術や事業の革新に対するさらなる支援を求めた。国連は2016年に、インターネット・アクセスは基本的な人権であると宣言している。
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ITUの報告書によれば、先進諸国では、2005年のインターネット利用者が人口の51.3%だったが、現在では80.9%に達しており、その伸びはゆっくりであるが安定しているという。一方、発展途上国での伸びは著しく、2005年の利用率はわずか7.7%だったが、現在では45.3%に増加している。地域別にはアフリカの伸びが最も大きく、同期間で2.1%から24.4%へと10倍超になった。
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世界中で固定電話の契約数が次第に減少しており、現在の普及率はわずか12.4%であるのに対し、携帯電話の現在の契約数は、世界の総人口をはるかに上回っている。そして、無線通信によるモバイルブロードバンド契約者数は、2007年には人口100人あたりわずか延べ4人であったが、現在は69.3人へと大きく増加した。アジア太平洋地域とアフリカでの伸びが顕著であり、ITUは、現在世界で53億件のモバイルブロードバンドのサービス契約が有効であるとしている。
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同報告書はさらに、世界の総人口の全員に近い96%の人が、携帯電話のサービス提供圏内で生活しており、90%の人が第三世代(3G)以上の速度のネットワークを通じてインターネットにアクセスできると説明している。
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