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40mにわたり斜面から再生土が流出!
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千葉県・施工中の50カ所現場確認へ!
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11月6日午後2時15分ごろ、市原市大桶の市道(通称うぐいすライン)を通り掛かった人から「土砂崩れで電柱1本が倒れている」などと110番通報があった。市原署によると、道路脇の斜面が崩れ、幅約40mにわたり4~5mの高さに積もった土砂が道路をふさいだ。同日午後9時までに、巻き込まれた人や車両はなかった。市が付近を通行止めにして土砂の撤去を進め、同署で原因を調べている。
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市発表の地図
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千葉県中部林業事務所や市によると、現場斜面から約60m上の場所で、東京・港区の㈱アレス(谷川茂利社長)が2016年12月から太陽光パネルを設置するため再生土を埋める作業をしており、その現場から再生土が流れ出たとみられる。
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現場地図
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土砂崩れ発生時には雨が降り、下請けの大網白里市の土木会社の作業員7人が作業していた。作業員は「大きな音がして下を見たら土砂が崩れていた」と話したという。
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同事務所は11月2日、土砂崩れを防ぐ目的で作業現場に雨水をためる調整池を造るよう業者に指導しており、これまでにも同様の指導を行ってきた。土砂崩れとの因果関係について同事務所は「施工前に調整池を完成させずに作業していたことが原因の可能性が高い」としている。
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現場付近では2018年9月にも台風による大雨の影響で道路に泥が流出し、防止策として土のうを積むよう県が業者に是正命令を出していた。業者は命令に従い、さらに高さ1mの柵を設置したが、柵越えに再生土が流れ出た。
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市原市大桶の市道で6日発生した大規模な土砂崩れは、見上げるほどの高さに積もった再生土が道路をふさぎ、関係者を一様に驚かせた。「静かに」「足音も立てないで」・・。市消防局は地中音響探査機で埋もれた人の有無の確認などに当たり、現場は緊迫した雰囲気に包まれた。
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土砂崩れは電柱を軽々となぎ倒すほどの規模で、現場対応に当たった警察や消
防などは情報収集に追われた。日没後はライトを点灯し、重機を使っての復旧作業
。通行止めが続き、多くの人が迂回を余儀なくされた。
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現在54号線は崩壊現場から北行きは通行止めで再開の目途は立っていない。
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太陽光パネルを設置するためとはいえ、開発申請は14ha、施工面積は7haであるが、斜面地に再生土を埋め立てるというのは、常識では考えられず、今回崩壊事故が無かったとしても、いずれは崩壊の憂き目に遭うことになったであろう。
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市原市大桶の市道脇の再生土の造成地で11月6日に大規模な土砂崩れが起きたことを受け、森田健作知事は8日の定例記者会見で、現在施工中の県内の埋め立て現場約50カ所の状況を早急に確認する方針を示した。
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県廃棄物指導課によると、約50カ所の現場について、8日から確認作業を開始しており、崩落の可能性がある構造になっていないかなどを職員が目視で確かめるという。
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