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安倍首相支持の見通し!
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野田聖子総務相は8月30日、意欲を示してきた自民党総裁選(9月7日告示、20日投開票)への立候補が困難な情勢になり、立候補を断念する方針を固めた。
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出馬に必要な国会議員20人の推薦人確保が困難と判断した。これにより、安倍晋三首相と石破茂元幹事長の一騎打ちの構図が固まった。
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野田氏は29、30の両日、小此木八郎・国家公安委員長や渡辺猛之参院議員ら陣営の中心メンバーと東京都内のホテルで協議。関係者によると、推薦人は浜田靖一元防衛相ら最大で12人にとどまり、告示までの上積みは困難と判断した。
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野田氏は自民党の派閥に所属しておらず、当初から推薦人確保が課題だった。同じ無派閥で野田氏に近い浜田靖一元防衛相らとともに党内の女性議員を中心に協力を求めてきたが、支持は広がっていない。野田氏の秘書らに関する金融庁への情報公開請求の内容が、制度を所管する総務省トップの野田氏に漏れていた問題も痛手になった。
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野田氏は2015年の総裁選で、安倍首相の無投票再選の流れに「国民に対して傲慢だ」と反発。尾辻秀久・元参院副議長や、自民党衆院議員だった小池百合子・東京都知事らの支援を受け、立候補を目指した。このときは首相側から推薦人の切り崩しにあって断念したが、再挑戦を誓い、2017年8月の入閣時にも「必ず出る」と宣言していた。
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野田氏は首相が無投票で再選した2015年総裁選でも、推薦人が集まらず立候補できなかった。選挙戦になるのを回避するため、菅義偉官房長官らが野田氏の推薦人を切り崩した経緯があり、野田氏は首相に批判的な立場だった。
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党所属国会議員票で劣勢の石破氏陣営は、野田氏が立候補しない場合、石破氏への支援を期待していたが、思惑が外れた。
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総裁選は首相と石破茂元幹事長(61)の一騎打ちになる。
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