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湖東生コン協組・奥宗樹代表理事 逮捕!
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連帯執行委員・城野正浩 逮捕!
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7月18日、滋賀県警組織犯罪対策課は、東近江市の中堅ゼネコンが施工する現場で、生コンクリート調達を巡り恐喝未遂を興したとして、湖東生コン協組理事・朝夷健治、太平洋セメント子会社の近江アサノコンクリート㈱社員・平元良治、湖東生コン協組副理事・北川義博(北川建材工業・会長)、組合職員伊谷彰久の4人を逮捕したのに続き、8月9日午前、湖東生コン協同組合理事長・奥宗寿(平和工業)、近江アサノ生コン㈱代表取締役・金子寿男、連帯ユニオン執行委員・城野正浩の3人を恐喝未遂の容疑で逮捕。
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東近江・チェリオコーポレーション建設に絡む生コン受注強制容疑での逮捕者は7名となった。
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午後1時過ぎ、滋賀県警は大阪の連帯本部(川口)に機動隊を含む200人の捜査員が家宅捜索を実施した。
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この件に関し、大阪広域生コンクリート協同組合はHPで、「まだまだ、連帯側には逮捕者が続出すると予測できますが、大阪広域協はここで気を抜かず、体制を整え最後まで徹底的に戦いますので、今後も組織犯罪集団撲滅に向けて、ご協力をよろしくお願いいたします」とコメントを掲載している。
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滋賀県警の生コン協組(連帯系)への動きは終わったわけではなく、9月初めまでに逮捕者は連続するという見方が業界の見解だ。
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今のところ大阪府警が連帯に対し、逮捕の動きをしていないが、3月に行われた川口本部への3回の家宅捜査は、連帯ユニオン(武委員長)に絡む各種組合への一斉逮捕が準備中と見たほうが良いのだろう。時期はいつごろになるのか、連帯関連者は夜もまんじりとしないだろうし、過去に一緒の行動をした生コン運輸、バラセメント運輸、生コン圧送、連帯に組した生コン工場、金銭に深く絡んだ連帯幹部のペーパーカンパニーなどは、次は自分たちかと酷暑のこの夏、首筋がヒンヤリしていることだろう。
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彼らは、自分たちの表現が常軌を逸していても、他から攻撃されると「営業妨害とか、名誉棄損とか、提訴するとか、損害賠償する」という言葉を多発する。
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労働組合という法律をフルに使って街宣車を繰り出し、一般企業を恫喝し傘下に収めるか、金をせしめるやり方は、一般企業にとっては実に厄介な問題である。このような異形商売に終止符を打たせることが出来るのか、各府県警の本気度が試されている。
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