アクセスカウンター
   2018.07.25.
   中国通信企業に新たなリスクか:英情報機関!
   .
ファーウェイ製品に欠陥が発見!
.
重要なインフラの中に使うべきでない!
.
.
 『BBC』『CNN』『テレグラフ』などの英文メディアは、英国政府が中国の通信企業に対し、情報漏洩の新たなリスクがあると懸念していることが明らかになったと伝えている。

 英政府が発表した、サイバーセキュリティーに関する声明によると、諮問機関である政府通信本部(GCHQ)は、中国通信企業の華為技術(ファーウェイ)の製品の中に複数の欠陥を見つけたという。同社製品の製造過程や、開発時点における欠点が発見されたことで、製品が国家の安全保障に脅威を与えないとする「限定的な保証」しかできないと報告している。
.
 GCHQ内にある評価センターの監視委員会は「同社の作業工程上の問題点を特定することで、英国の通信網にリスクをもたらすような、管理における長期的な課題を明らかにした」と述べた、
.
 ファーウェイは世界最大の電気通信機器メーカーであり、英国にとってもモバイルネットワーク機器の最大のサプライヤーである。これまで英政府は同社製品に対して、安全保障上の脅威にはないとする姿勢を取ってきた。実際、同社の投資を受け入れ、製品の販売を制限するような措置はあまり取っていない。
.
 今回の件に関しファーウェイは、改善の余地があることを認め、「我々はこのフィードバックに感謝し、問題に取り組むことを約束する」と評価を歓迎した。同社の広報担当は「サイバーセキュリティーは最優先事項であり、引き続き作業工程やリスク管理システムの改善を図る」と述べた。
.
 セキュリティーの専門家でGCHQの元コンサルタントであるアラン・ウッドワード氏は「どのような製品であっても、英国が完璧な自信を持って安全を保証できないのであれば、重要なインフラの中で使うべきではない」と指摘した。
.