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産廃保管場所の掲示違反・60社61施設に文書で指導!
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2017年8月、瑞浪市釜戸町の中央自動車道で、窯業原料メーカーが投棄した産業廃棄物の汚泥が流出した問題に絡み、岐阜県は6月15日、同様の他の施設では危険な保管状態は確認されなかったと発表した。
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昨年8月の事故では、「丸釜釜戸陶料」(同市)が投棄した窯業原料を含む土砂約700m3が高速道路上に流出し、走行中の7台が巻き込まれ、6人が重軽傷を負った。
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岐阜県は、窯業原料精製や産廃処分の266施設に対し、昨年8月~今年2月に立ち入り検査を実施。土岐市の産廃収集運搬業者が産廃管理票の交付を受けずに産廃の引き渡しを受けたとして、事業停止10日間の処分とした。同時に、産廃保管場所の掲示板未設置などの違反で、60社61施設には文書で指導をした。
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県警は事故に絡み、丸釜釜戸陶料本社や工場などを廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で捜索し、業務上過失致傷容疑も視野に捜査を進めている。
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