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反核団体も申し出!
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シンガポールで6月12日開催が決まった米朝首脳会談に関し、金正恩朝鮮労働党委員長ら北朝鮮代表団の宿泊費一泊65万円を誰が支払うかが、米朝間の事前協議で未解決の問題として浮上している。
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ワシントン・ポスト紙によると、外貨不足の北朝鮮は関係国による支払いを求めているという。
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ロイター通信によると、シンガポールのウン・エンヘン国防相は6月2日、米朝会談の開催費負担について記者団に問われ、「当然イエスだ。歴史的会談で小さな役割を果たすために負担する用意がある」と表明。北朝鮮の宿泊費肩代わりを示唆した。
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ポスト紙によると、北朝鮮が宿泊を希望している五つ星ホテルのスイートルーム1室だけで1泊6000ドル(約65万円)以上。米側が支払うことも検討したが、北朝鮮側が「侮辱」と受け止めることを懸念。トランプ政権は、シンガポールに依頼することも検討しているという。
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一方、2017年のノーベル平和賞を受賞した国際NGO「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営委員を務める川崎哲氏は声明で、「朝鮮半島の平和と核兵器のない世界を支援するため、首脳会談にかかる費用を平和賞の賞金から拠出することを提案する」と述べた。
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今年2月の平昌冬季五輪に北朝鮮が参加した際には、韓国政府が宿泊費など28億6000万ウォン(約2億8000万円)を負担した。
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