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   2018.05.31.
   下請け管理が出来ていない見本:日本管財環境サービス!
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一次下請けは「三協興産㈱」川崎市!
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孫請けは契約書もない口頭契約!
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仕事が終わっても未収金は5400万円も!
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 世の中、いろいろな契約形式はあるが、紙の契約書は1枚もなく、実際に施工していた孫請け業者は発注先(一次下請け)に対し「業務内容の説明では当初契約額では収まらないため、常用契約にしてほしい」と述べ、了解を取ったが、正式に個別業務の指図書もなく、出面請求をすることになった。
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 細かな話は後日に譲るが、発注業者の一次業者(三協興産㈱)は工事説明として、期間は平成28年の8月から11月までの3か月程度だと言っていたが、実際には平成29年3月までかかっている。
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 この工事は、下記組合の発注である。
東京二十三区清掃一部事務組合
中防処理施設管理事務所 
東京都江東区青海二丁目地先
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破砕ごみ処理施設(休止中)
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粗大ごみ破砕可燃物を焼却するために建設された、流動床式焼却施設の休止設備の清掃委託と汚泥運搬・処分である。
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施設の内容は
敷地面積 約5,000㎡
建設費 64億円
竣工年月 平成4年7月
建築構造 SRC造地上5階地下1階
炉形式 荏原製作所  全連続燃焼式流動床炉
焼却能力 180t/日(24h×1炉)
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工事内容 休止清掃と追加業務で汚泥運搬処分
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元請業者 ㈱日本管財環境サービス 兵庫県西宮市 社長 降矢直樹
一次下請 三協興産㈱ 川崎市川崎区 社長 堀切勇真
孫請業者 岡本開発㈱ 滋賀県彦根市 

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 三協興産㈱は、昭和55年に産廃の収集運搬とプラントメンテナンスを目的として設立された。平成28年10月、㈱アドバンティク・レヒュース(前橋市・ATRグループ)と資本業務提携し、ATRグループ(㈱アドバンティク・レヒュース、㈱キヨスミ産研、㈲大生地産、三協興産㈱)、持株会社は堀切勇真社長が設立した㈱ATホールディングスが保有している。
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 ㈱アドバンティク・レヒュースは、前橋に本社があり前身は収集運搬業である。
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 発注主の東京二十三区清掃一部事務組合と㈱東京管財環境サービス及び三協興産の間での契約は正規に行われているようだが、孫請けの岡本開発と三協興産の間では、一切の契約文書もないことが判明している。
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 請負契約には契約書は要るが、常用契約には契約書は不要なのであろうか。従来から、三協興産と岡本開発には、業務内容の大小は別として、契約書のない「常用業務」が常態化していたようである。
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 三協興産㈱が㈱日本管財環境サービスと請負った業務費詳細は分からぬが、三協興産㈱の工事原価表によると下記の金額となる。
当初請負額 120,000,000円
追加工事費  2,000,000円
追加汚泥運搬  471,150円
合計    122,471,150円
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 孫請の岡本開発への工事(常用)予算は、70,000,000円であるが、工事完了時の予算は92,000,000円と計上している。のだが、岡本開発㈱の請求一覧表では、146,786,147円となっており、未収金は▲54,786,147円(会社利益や税金は含まず)で、丸赤字なのである。
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 この5月末日まで、三協興産㈱より1円の費用も入金されていない。官庁工事で、契約書も交さない出鱈目な工事管理が今もってまかり通っていることは驚きである。
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 詳細については、次回。
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