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   2018.05.04.
   兵庫県発注・道路法面工事:談合情報で入札中止!
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養父の県道防災工事!
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業者が告発!
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 県発注の道路関連工事について、入札参加予定業者の間で談合が行われている疑いがあるとして、4月下旬の指名競争入札を中止し、公正取引委員会と兵庫県警に通報したと発表した。
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 兵庫県は5月1日、養父市で予定していた県道の防災工事を巡り、事前に談合情報が寄せられたため、入札を中止したと発表した。事前に特定の業者が落札するとの情報が入り、県は「談合の恐れが払しょくできない」と判断。
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 県道養父宍粟線沿いののり面(幅15.5m)にアンカーを打って地滑りを防ぐ工事で、県養父土木事務所が指名競争入札で発注する準備を進めていた。
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 4月中旬、そのうち1社の関係者が県養父土木事務所を訪れて「落札する業者がすでに決まっている」と告発。県にも同様の内容が書かれた匿名のファクスが届いた。落札するとされる業者の名前や、不正の方法など具体的な情報が含まれていた
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 電子入札が4月20日と23日に予定されていたが、4月13日になって同事務所などに具体的な事業者名を挙げ「既に落札業者が決まっていると聞いた」などの情報が入り、急きょ参加予定の15社に事情を聴取。14社は否定したが、1社が同様の説明をしたため「100%談合 がないとは言い切れない」として中止を決めた。
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 県は今後、設計などをやり直し再入札を実施する予定。
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