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   2018.04.18.
   スマートデイズ:儲けたのは隠れたまま!
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スルガ銀行も役員クラスは儲けたか!
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シェアハウス多額の利ざや・何処へ消えた!
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スマートライフの代表が悪名高きレオパレス出身、最後はどうなるかは承知の上のビジネス。シェアハウス物件は、貸し出し銀行でも長期の貸し付けは危険という評価で、5年、10年の貸付なら焦げ付いても担保余力が望めるので貸し出しは可能であるが、20年以上でオーバー貸付は大抵の金融機関は断る。この厳しい条件下で、スルガ銀行だけが抜群の貸付件数に及んでいるのは、裏に貸付役員がかかわらないと出来ない。
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 貸付総額が数百億円~1千億円にもなろうとする。地銀1行が飛び抜けて融資するは大冒険だと思われていた。
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 2013年~賃料支払い停止の17年10月まで、正味4年弱でこの会社は倒産する。この間のオーナーは700人以上、融資額は1000億円にも及ぶ「詐欺事件」とでも表現できる経済事件だ。
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 本紙既報(2018.03.13 シエアハウス投資:スルガ銀行は善意の加害者か!GO)の文中の最初の会社名がそのものズバリ「㈱東京シエアハウス」の目的欄にシエアハウスの経営、不動産の売買・仲介・斡旋及び賃貸、管理となっている。設立は平成24(2012)年8月2日、その1年後の平成25(2013)年9月6日は社名を「スマートライフに変更」し、平成26(2014)年かぼちゃの馬車のコンセプト(賃料は周辺相場より20%ほど高い)でオーナーを釣り、安普請マンション?を建て利回りを良く見せ、建築費でバックマージンを取り、融資不可のオーナーの申込書を改ざんし銀行通帳残高や年収を偽装し銀行から平均1億円の融資を取り付けた。
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 このビジネスモデルの謳い文句は「家賃0円、空室ありでも儲かる」という宣伝に乗ったサラリーマン・オーナー、騙された決定的な言葉は「人材あっせん料という“家賃外収入”があるという。理由は、上京する女性に住むだけでなく、仕事も紹介することで人材斡旋料も入る」というのだ。
まさに、ねずみ講の不動産版なのである。
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 融資から「バックマージンや頭金として取り上げた金、推定300憶円は一体どこへ消えてしまったのだろうか。影のオーナー、一斉退職した旧役員(2015.4~2015.10)入替りに社長に就任した大地則幸も本年1月12日に辞任し、後任に菅澤聡氏が社長に就任した。一番金が動いていた時期に経営不振に陥りことが分かり、一斉に逃げ出したという事だ。
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 大地前社長にしても、菅現社長にしても、戦後処理に駆り出されたものであり、良い目をしたものはヌクヌクしている。
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 シェアハウス「かぼちゃの馬車」を運営し経営破綻した不動産会社スマートデイズ(東京)が、物件の販売価格を所有者の年収で決定していたことが4月14日、分かった。多額の利ざやを関係会社が抜く枠組みだったことも判明した。
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 同社は14日、2回目の所有者向け説明会で、1月に解任した元社長が、地方銀行のスルガ銀行の役員と、大半の融資を実行した当時の横浜東口支店長と面会していたと明らかにした。金融庁はスルガ銀に立ち入り検査し役員らの関与を重点的に調べている。
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 スマートデイズの関係者によると、販売価格は年収が1千万円なら1億2千万円といった基準を設けていた。
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 今後、オーナーがどうするのか、損切り売却するか、債務を無くするため破産するか、他社に物件委託し継続するか、、、、。
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