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   2018.04.05.
   佐川氏・国会喚問:証言拒否の狙いは何処に!
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政府を守ったのか、自己を正当化するためか!
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指図したのは佐川氏であることに変わりはない!
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 佐川氏の国会証人喚問で「刑事訴追の恐れがある」として、証言拒否を50回以上も重ね世の顰蹙(ひんしゅく)を買っているが、このような答弁に出ることの狙いは何処にあるのだろう。
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 誰が指図して、文書改ざんをしたのか、野党の一人当たり5分追及には「証言拒否」で逃げ回り、国会で膨張していた与野党の議員やTVを視聴していた国民に残ったのはフラストレーションと不信感ばかりであった。
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 佐川氏の国会喚問証言で唯一明快に答えたのは、安倍首相、明恵夫人、麻生財務大臣、今井首相秘書官などは一切関与していないと、明言したことだ。佐川氏が、証人喚問で証言したかったことは、政府内でこの改ざんに関与した人は、一人もいないと言いたかったのだ。それ以外の質問に関しては、「証言拒否」に出ている。
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 佐川氏が述べている証言拒否の楯に「刑事訴追の恐れがある」という言葉は、国会喚問時に現実問題として大阪地検が逮捕する段階、あるいは刑事訴追に値する文書改ざん問題であったのだろうか。
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 大阪地検が、財務省関連者を任意聴取していたのは、文書改ざんが事件として成立するか否かの事前調査であると見る向きも多い。佐川氏は、その状況を承知の上、何度も「刑事訴追の受ける恐れ」 と言葉をだし証言拒否している。この時点では、佐川氏の思惑通りであったろう。
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 政権や麻生財務大臣にとって、佐川氏が一切関与していないという言葉で納得したし、財務省内でも証言内容についてある程度評価されたであろう。
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 証人喚問が終わり、時間とともに野党やマスコミの攻撃の的が明恵夫人や迫田前局長に向かい、それらの人に証人喚問請求をという言葉がマスコミに多く出始め、内閣支持率が落ち、不支持が50%になると、自民党内の反安倍派がガヤガヤと騒ぎ始めた。
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 このような動きになる前に、大阪地検が近畿財務局の改ざん関係者の任意聴取が東京で行われたことである。彼らが大阪に帰れば、事情聴取の内容を上司に報告するであろうし、仲間にも話す。憶測 が憶測を呼び、家宅捜索とか、逮捕と言う言葉が一人歩きをする。 大阪地検がこの程度の文書偽造で逮捕者を出すとは思えない。
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 佐川氏が国会証言をする時点で、大阪地検は参考聴取はしても、任意聴取は考えていないはずだが、国会証言で「刑事訴追の恐れがある」と連発するに及び、何かあるのではないかと「疑心暗鬼を呼び起こした」結果、念押しで財務省理財局の関係者を任意聴取した原因も佐川氏の発言からである。
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 国会証人に呼ばれた時点での佐川氏の腹は
・国会証人喚問の時点で、野党の追及に1つ、1つ答えていたら、その証言(衆参各2時間)の言葉尻を捉えられ、答弁に齟齬を北したとき、延々と国会証言を要求され、答弁内容次第では麻生大臣や安倍首相にもあらぬ疑いが掛ることになる。それらを勘案するなら、「刑事訴追の受ける恐れ」という言葉で一切の答弁拒否をした方が良いと考えたはず。事実、役人の答弁としては上等であったろう

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・国会証人喚問で、逃げの一手でも、大阪地検は事件として着手していない。国会で変な答弁をして刑事訴追を受けるより、地検に正式に呼び出され尋問を受けたときから事実を答えたほうが、言い訳が立つと誰でも考えるし、検察相手にいつまでもダンマリは通用しないはずと世間も認める。
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 本紙の記事が正しいとは限らないが、地検が理財局や近畿財務局の家宅捜索をしたなら、逮捕という事もありうるが、それも無いのであるなら、事件としては成立しないことになる。
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