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  2018.03.12. 
   近江八幡市長選:共産党の巻き返し・TVを利用!
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報道の題名・福祉法人公募が出来レース!
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 3月5日(月)夕方、関西の某テレビ局が「疑惑・福祉法人公募が出来レース 滋賀・近江八幡市」と題し放映した。
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 取り上げられたのは、「安土健康づくりセンター 悠々元気園」の障害者施設運営法人の公募で、1年前から運営する業者決まっており、出来レースだと共産党市議・井上さゆり氏が近江八幡市議会で質問を録画し、1社も応募できない公募スケジュールで決めたものだと追及したものを放映したのだ 。
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 近江八幡市の地元では、井上市議が2017年1月の共産党市政報告で「元気園は閉鎖するのか?」の一文の中に、合併の目的が安土の施設を閉鎖することにあるのでしょうか。自治区長は市民にその活用について広く意見を 聞き、閉鎖しない方向での取り組みをすべきです。と書いている。
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 2016年の井上市議の冨士谷市政への批判の多くを「市庁舎建設反対」で多くのビラを配布してきた。
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 市当局は、2017年3月1日『安土健康づくりセンター悠々元気園』運営終了のお知らせをし、同年3月末日を持ちまして指定管理終了に伴い営業 終了とさせていただきました(運営管理 株式会社linkworks)と発表。
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 施設の公募スケジュールを以下の要領で公表。
・募集要項配布 H29年7月21日~8月8日
・見学会      H29年8月1日
・申込受付    H29年8月9日~8月10日
・選定       H29.8月中旬
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 選定の結果、
・障害者福祉施設整備運営法人に三穂の園 住倉グループに決定 滋賀県近江八幡市は、障害者福祉施設整備および運営法人に社会福祉法人三穂の園を選定した。2019年4月の開所を目指す。
 施設はH29年3月に運営を終了した安土健康づくり悠々元気園(滋賀県近江八幡市安土町内野2048)の施設を有効活用し、改修と一部解体、増築を行う。
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 契約内容は、
・開始期 H30年3月以降
・貸付料 無料(予定)
・期間   30年間
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 共産党八幡市議団ニュース(2017年11月号)で
 市は年間利用者(重複利用者もカウント)が2万人にもなる安土の悠々元気園を平成29年3月で廃止し、、その跡地をグループホームと作業所施設として岡山県倉敷市の法人、三穂の園に渡します。土地は30年間無償貸与、施設は無償譲渡という破格の条件、その上に元気園の宿泊棟は市が解体するという優遇ぶり。
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 公募条件はどの議会で決めたのかという質問に、行政内部の会議と言うだけ。
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 今回の募集は、市内の事業所にすれば「晴天の霹靂であり、しかも、一法人に限る運営」の条件がつけられ、市内業者を端から排除する仕組みになっていたのです。そして、20日間の短期間に、自己資金7000万円を求められる事業内容で募集に参加できない状況でした。とある。
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 本紙の調査では、この公募の前に市当局は各方面に、公募参加できる企業などがないか問い合わせをしていたが、満足な答えがなかったように聞く。
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 これほどの追及を重ねながら、井上さゆり共産党市議は「議会で質問を始めたのであろうか」。普通なら、長年反対運動を繰り広げてきた、市庁舎建設の入札問題を質問するのが普通だ。質問しないという事は、建設費95億円だ、100億円だと。だから反対と言ってきたことが、81億2000万円の落札なり、矛先が鈍ったのであろう。
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 市民があまり気に留めていない「悠々元気園」の業者選定に的を絞り、近江八幡市の出来レースとしてTV報道を扱った方が選挙民に対する印象が強烈だと、市長選の戦法を変えたのは見て取れる。
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 日本テレビやTBSなどにも持ち込んだが、断られたという話も伝わってくる。井上市議と放映局の親しさなのだろうか。
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 このTV報道は、小西理候補への応援なのか、共産党独自候補を模索してのPR行為なのか、何とも不思議な議会質問とTB放映である。
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