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   2018.01.29.
   建設工事における挨拶料:悪弊は今でも!
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建築工事及び関連工事の着工前の金銭!
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何処にでもいる・地域ボス!
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 京都は大きなホテルから小さなホテル、民家改修の民泊まで、小さな通りまで建築だらけである。これら大小の建築で、工事をよこせとゴチャゴチャ難癖をつける輩がいることも事実だ。
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 1億、2億、3億など、規模の小さな建築には群がらないが、20億、30億、50億、100億ともなれば、それ相当の用心をして「近隣説明会、建築説明会」を開いている。
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 京都市内も以前は稼業の人間が「建設におけるあらゆる利権に首を突っ込み」金を集金していたが、暴対法の施行以来、警察当局の取り締まりも厳しく利権は細り最近では金をむしられたと聞かなくなった。
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 ゼネコンも業者対策が上手になり、襲ってくることを想定し、名義人に対策処理を任せていたが、近年ではその数も急減している。
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 皆無ではないが「挨拶料」と称する金銭が動いているのも事実だ。大きくはないが、300万円、500万円、1000万円と幅があるようだ。
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 地域ボスに対して挨拶料は払っても何のプラスにはならないが、習慣だから仕方がないというのが理由のようだ。ある地域では、挨拶が来ないから道路を通すなとか色々と難癖をつける手法は心得ている。
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 地元業者育成という自治体の入札手法。これを盾に、仕事を寄越せという地元△×組合が仕事を取りに走り回っている。各建設業者や設備業者などは、これら対応する時間で困るものの、処理を間違えると現場が困るという相談もある。
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 今後、これらに対応する機関が出来て欲しいという言葉も聞こえてくる。
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