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26億円水増し、違約金共で70億円支払い!
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防衛省によると、水増し請求を行っていたのは東京・町田市の「東京航空計器」で、航空機のコンパスなどの修理にかかった作業時間を実際より多く申告し、少なくとも2009年度から8年にわたり340件、あわせて約26億円を過大に請求していたという。
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「東京航空計器」が自ら報告したことで発覚したもので、「東京航空計器」は1月17日、防衛省に対し、過払い金に違約金と延滞金を合わせた水増し請求分と違約金38億円などを加えた約70億円を国庫に納めた。
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防衛省に対する過大請求は今回で32件目で、防衛省は「水増し請求を見抜けなかったことは遺憾であり、再発防止に取り組みたい」とコメントしている。
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発表によると、同社は、航空機の計器類などを納入する際、作業時間を過大に申告していた。社内システムの更新をきっかけに発覚し、昨年1月、同省に報告していた。
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同省の調べに対し、同社は「利益をかさ上げするため、担当部署が1980年代からやっていた」と証言。同省は、帳簿が残る2009年度以降の計340件の契約について水増し請求を認定した。
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同省では、契約先企業を数年おきに訪れ、適正な原価計算が行われているかなどを調べている。同社への直近の調査は14年に実施されたが、不正を見抜けなかったという。
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