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   2018.01.12.
   読者から:なぜ清水建設の低入を取り上げないのか!
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電気工事の五島・尾形JVばかり何故叩く!
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取り上げようにも資料は公開されていない!
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 読者より、京都府市保健研究所・電気工事の低入を4か月叩きに叩いているが、京都府警新庁舎入札で、1月16日に開札したが、低入札調査のため保留となった。清水建設・岡野組・古瀬組JVが落札したが、この間、低入札に関する件については一行も書いていないが、片手落ちではないか。というものである。
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 2017年2月13日、京都府警察本部は、WTO対象の「京都府警察本部新庁舎建設工事(主体工事)」を一般競争入札し、71億5000万円(税別)で清水建設・岡野組・古瀬組JVに決めた。予定価格は81億3200万円、調査基準価格は73億1880万円。10日に落札決定した。
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応札者は
清水建設・岡野組・古瀬組JV、
松村組・南海辰村建設・平和建設JV、
熊谷・吉村・長村JV、
大林・公成・鶴美JV、
藤井・田中・稲継JV
ーーの計5者。
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工事の規模は、警察本部庁舎がS一部SRC・RC造地下2階地上6階建て延べ2万7672㎡。免震構造(地下1階柱頭免震)を採用する。このほか、S造平屋59㎡の自転車駐輪場(給排気塔)、外構、既存撤去工事を一括。
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設計は久米設計が担当した。
工期は2020年3月20日まで。
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 京都府にも「入札監視委員会」が年に3回対象案件を絞り、審査しているが、内容は御用機関の質問であり、府警新庁舎や保険環境研究所の低入札などには一切触れず、素人が府に対し質問しているという有様だ。
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 本来、低入札となった案件については、なぜ許可をしたのか、資材購入先の文書の点検などを厳密に審査しているようには見えない。無駄な委員会である。
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 読者が指摘してきた、片手落ちではないかの質問に対し、本紙は、建築入札と設備入札の悪質的内容について追及している。京都府警新庁舎入札は、総合評価と言う発注元のさじ加減でどうにでもできる案件は、詳細内容が公表された試はなく、世間で言う「官製談合」ではないかと疑っても、審査委員がどの業者に何点付けたのか、点数付の内容が分からなくては追及しようがない部分がある。
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 だから、国交省は末端自治体まで操業評価を採用するよう推し進めているのだ。建前は、談合防止と技術提案は叩き・ダンピングを無くすためという。
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 本紙が追及している保健環境研究所の電気工事は、電材商社と電気工事業者が結託し、叩き入札で落札したという点につき、府自らが「ダンピングを推奨する」ような行動に出ているからである。
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京都府入札監視委員会の内容  PDF こちら
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 京都府入札監視委員会が対象とした「府警察本部新庁舎建築主体工事」での「抽出事案説明書」が府警本部会計課」から出されているが、肝心な「技術評価点の細目、評価値の点数基準が何処にあるのかの説明は一切ない」所に問題がある。
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 これでは、入札監視の意味がない。事後追認だけの茶番だ。
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