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   2017.12.20.
   リニア談合:ゼネコン4社・やり玉に挙がっているが!
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ジェイアール東海建設は100%子会社!
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併せて名古屋地区で4件受注は問題にせずか!
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 リニア新幹線入札では、大手4社が談合と「マスコミは調べて書いたのか、特捜の発表で書いた」のか、ボーダーラインが分からぬ記事であるが、JR東海の11日のコメントで大林組に「契約手続きに関する事実関係の説明を正式に求めた」とあるが、東海の社員が大林に情報を漏らしたという内容に対しては何ら触れていない。
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 ジェイアール東海建設(名古屋市)は100%JR東海の子会社であり、落札した現場は、
1.名城非常口 大林組・戸田建設・ジェイアール東海建設JV
2.名古屋駅(中央西工区)大林組・ジェイアール東海建設・前田建設JV
3.名古屋駅(中央東工区)ジェイアール東海建設・前田建設・シーエヌ建設JV
4.第一中京圏トンネル  大成建設・日本国土開発・ジェイアール東海建設JV
 上記4件は、すべて名古屋圏の工事である。
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 このような我田引水のような落札結果は、報道にもあるように、「同社が非公表の入札情報を得たり、競合他社に辞退を依頼したりした疑いが浮上しているが、事業主体のJR東海側の情報公開不足が第三者のチェックを困難にし、不正の温床となった可能性がある。」と書かれているが、事実であろう。
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 一連の入札の中でも、「名城非常口」での不正が疑われているという。この工事以前は、広く参加企業を募る「公募競争見積方式」が採用でったが、JR東海の審査では工事費以外に企業の技術提案なども評価対象とされ、この過程で大林組の担当者らが、JR東海の工事担当者から非公表の情報を入手したり、競合相手のゼネコンに入札から降りるよう働き掛けたりした疑いがあるとみているもようだ。
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 工事落札一覧表を見ても、落札6番目以降は、技術提案方式が中心となっても、受注調整が済んでいたなら、落札予定者が技術提案をだして審査を受けが、他社は同等提案をしても価格は高めに出すという「逃げの見積もり」ではなかったのか。
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 入札をオープンにしていたなら、応札が何社で、予定額に対する落札額は幾らであったか、比較調査が出来ていたはずだ。
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 リニアの入札は、まさに談合をしてくれというお膳立てだ。猫にかつ節とはこのことを言うのだろう。
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