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   2017.12.06.
   京都府山田知事:5選不出馬の意向!
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京都知事選・6日の府議会で発表!
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 任期満了に伴う来春の知事選に出馬しない意向を固めたことが分かった。
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 全国知事会長を務める京都府の山田啓二知事(63)は12月5日、任期満了に伴う来春の府知事選に出馬しない意向を固め、関係者に伝えた。開会中の12月府議会で近く、正式表明する。山田氏は現在4期目。11年から全国知事会長を務めている。
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 山田氏は自治省(現総務省)出身。京都府副知事などを経て2002年4月に初当選した。11年4月から全国知事会長を務めている。山田氏は府市長会や町村会、経済界などから5選に向け出馬要請を受けていたが、「いつかはバトンタッチしないといけない。4期16年やってきて一定の方向性は示した」などと消極姿勢を見せていた。 
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 知事選で立候補を表明した人はおらず、共産党系の団体が候補者を擁立する方針を明らかにしている。

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 山田知事は現在4期目。府市長会や経済界などが11月下旬から相次いで5選出馬を要請していたが、これまでの知事選で中心となって支援してきた自民などから多選批判も出ていた。5日夜、記者団の取材に応じ「いろいろな方に相談しながら、最終的な意向を固めているところ。進退については6日の本会議で質問を受けるので、その場で表明したい」と明言を避けた。
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 山田知事は兵庫県出身で、東京大卒。自治省(現・総務省)を経て、荒巻禎一前知事の下で京都府総務部長、副知事を歴任し、2002年に知事に初当選した。
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 2018年4月15日の任期満了まで5カ月を切る中、今後、過去の選挙で山田知事を支援してきた府議会最大会派の自民党と地方組織が残る民進党、公明党の間で、候補者擁立を巡る動きが活発化しそうだ。共産党や労働団体などでつくる「民主府政の会」も候補者擁立を目指している。
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 自民党京都府連の西田昌司会長(参院京都選挙区)は、山田啓二知事(62)が2018年の府知事選に5期目を目指して立候補しても、「多選」を理由に府連は推薦しない意向を明らかにした。府議会最大会派である自民の府連トップの発言だけに、影響が注目され、山田知事の意向に注目が集まっていたが、西田府連会長の推薦せずの言葉だけでなく、山田氏がオムロンや堀場の後押しがあっても、スキャンダラスな写真1枚でも公表された場合、間違いなく落選するのは目に見えている。無理に出て、旧民進党の前原氏が週刊文春で「北朝鮮美女との親密写真」を掲載されたことがある。知事選では絶対あってはならないことだ。出ない方が無難だろう。
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 自民は党要綱で都道府県と政令指定都市の首長選での党本部推薦を「3期まで」と定めている。山田知事が4期目に挑んだ2014年4月の前回選挙では「府連推薦」としていた。
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 西田会長は府連が推薦しない理由を「山田知事の実績は大いに評価しているが、5期はさすがに長い。いくら立派で高潔な人でも、長くやれば組織は硬直化してしまう」と説明した。その上で「知事自身も多選の弊害はよく分かっていると思うし、自民党が候補者を決める前に(立候補しないことを)決断するのではないか。知事が次のステージに立つなら応援したい」とし、今期限りでの勇退を求める考えを示した。一部には、勇退と取るか、引導を渡したと取るか、後任候補が誰になるかで「青空となるか、曇り空となるか、大風が吹くかである。
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 山田知事は次期知事選への態度は表明していなかった。02、06年の選挙では自民や民主(現民進)、公明など各党が推薦。民主党政権下の10年選挙では山田知事が政党推薦を求めなかった。14年選挙は多選を理由に自民、民主が府連推薦に格下げした。
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