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設計業務は日立建設設計!
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枚方市は、香里ケ丘図書館の建替と隣接する香里ケ丘中央公園の再整備を一体的に進めていく。新たな地域の魅力あるまちづくりとして、生涯学習・健康・福祉・子育てなどさまざまな分野や多様な世代への活動の輪が広がることを目指す。図書館は18年4月から解体工事、19年1月から建設工事に着手し、20年夏頃の開館予定。また、19年4月から公園整備工事に着手する予定。
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香里ケ丘図書館整備(隣接する香里ケ丘中央公園の一部を含む)と香里ケ丘地区の再生や香里ケ丘中央公園の整備に関する構想案の整理業務と香里ケ丘図書館の設計業務は日立建設設計が担当している。
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図書館の建設予定地は香里ケ丘4―2―1の敷地約1823㎡。用途地域は第1種中高層住居専用地域。容積率200%/建ぺい率60%。新図書館はRC造又はS造2階建延約1200㎡を想定。資料・情報提供機能(560㎡)は一般書開架スペース、児童書開架スペース、雑誌・新聞閲覧スペース、カウンタースペース、情報関連機器等スペース、資料閲覧スペース等、集会室機能(210㎡)は多目的室(3室)、管理機能(430㎡)は事務室、書庫、設備・機械室、エレベーター、階段・廊下、トイレ、2階事務スペース等を配置する。その他機能として太陽光パネルの設置のほか、駐輪場や駐車場を設ける。
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図書館と中央公園の機能連携として、公園や街路樹のみどりと調和のとれた図書館として、図書館と公園をブリッジやスロープなどでつなぐことで、駐車場を含めた施設間の一体的な利用を可能とする。図書館内でゆったりと過ごせる読書コーナーや公園の広場など、相互利用したくなる空間の創出、情報案内板の設置や公園内に遊歩道などを整備することで図書館と公園を拠点とした地区全体のネットワークを構築する。
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香里ケ丘図書館がある香里団地は昭和30年代には「東洋一のマンモス団地」と呼ばれた郊外型団地のモデルとなった。香里ケ丘図書館は、その中心地域に74年11月に開館。
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また、香里団地は、近接するセンター地区を含めて再生事業が進められ、今後も都市再生機構(UR)による既存団地の再整備等が進められる状況にあることから、URと連携強化を図り、子育て環境の充実や高齢者の暮らしやすいまちづくりに向け、香里団地を先行モデル地区として「地域医療福祉拠点化」を進める予定。
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