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   2017.11.27.
   京都府山田知事:市町村会は5選・要請!
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明言避けた・本人は5選を視野に!
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5選出馬時は推薦せず・自民党府連!
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 来春の京都府知事選に向け、府市長会と府町村会は11月22日、山田啓二知事に5選を目指して立候補するよう要請した。山田知事は「総合的に判断したい」と明言を避けた。立候補要請は両団体が初めて。今後、各種団体からの要請が予想され、知事選を巡る動きが本格化する。
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 府内26市町村のうち22市町村の首長らが京都市上京区の府庁を訪れ、府市長会長の井上正嗣宮津市長と府町村会長の汐見明男井手町長が山田知事に対し、それぞれ要請書を手渡した。
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 要請書では山田知事の4期の実績を評価した上で、「豊富な地方自治の経験と指導力を備えた山田知事しかいない」(府市長会)、「5選出馬を強く要請する。町村長は知事選勝利のため最大限努力する」(府町村会)などとしている。
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 山田知事は「戦友とも言える皆さまから温かいお言葉をいただき、とてもうれしい」 と謝意を示す一方で、立候補については「いつまでもやるわけにはいかない。どの時点で次の世代にバトンタッチするかも含め、総合的に判断したい」と述べるにとどめた。
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 5選を目指す場合は「多選」への批判が予想されるが、汐見町長は要請後の会見で「蜷川(虎三)知事は7期やった。多選批判は、京都の場合はまったく当たらない」と強調した。
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 共産党や労働団体などでつくる「民主府政の会」も候補者擁立の準備を進めている。
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 任期満了に伴う全国知事会長選は3月29日、候補者推薦が締め切られ、現職の山田啓二京都府知事以外に推薦がなく、無投票で4期目の続投が決まった。知事会によると、山田氏は34人の知事から推薦を受けた。4月14日の全国知事会議で正式に選出される。任期は4月26日から2年間。
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 平成15年に知事会長の選挙制が導入されて以降、4選は初めて。
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 知事会長選は、5人以上の推薦を得た知事が候補者となる仕組み。山田氏は記者団に徳島の飯泉嘉門、鳥取の平井伸治、熊本の蒲島郁夫の各県知事らから推薦を受けたことを明らかにし「光栄だ。知事会長に引き続き全力で取り組む」と述べた。 山田氏は来年4月に知事職の任期が切れるが「他の知事には、知事任期が残り1年しかないと理解してもらっている」と説明。次期知事選へ出馬するかどうかに関係なく、当面は知事会長を引き受ける意向を示した。
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 自民党京都府連の西田昌司会長(参院京都選挙区)は、山田啓二知事(62)が来年の府知事選に5期目を目指して立候補しても、「多選」を理由に府連は推薦しない意向を明らかにした。2017年1月4日までに、京都新聞のインタビューで述べた。府議会最大会派である自民の府連トップの発言だけに、影響が注目される。
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 自民は党要綱で都道府県と政令指定都市の首長選での党本部推薦を「3期まで」と定めている。山田知事が4期目に挑んだ2014年4月の前回選挙では「府連推薦」としていた。
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 西田会長は府連が推薦しない理由を「山田知事の実績は大いに評価しているが、5期はさすがに長い。いくら立派で高潔な人でも、長くやれば組織は硬直化してしまう」と説明した。その上で「知事自身も多選の弊害はよく分かっていると思うし、自民党が候補者を決める前に(立候補しないことを)決断するのではないか。知事が次のステージに立つなら応援したい」とし、今期限りでの勇退を求める考えを示した。
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 山田知事は次期知事選への態度は表明していない。02、06年の選挙では自民や民主(現民進)、公明など各党が推薦。民主党政権下の10年選挙では山田知事が政党推薦を求めなかった。14年選挙は多選を理由に自民、民主が府連推薦に格下げした。
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 自民党が推薦を出さないと決めても、自民党京都府連で「対山田対抗馬のコマを持っているのか」という肝心な点が焦点で、誰でもよいという分けではない。少なくても、2018年1月中旬には候補者を絞らないと、また現職を応援せざるを得ないという不細工な話になるが、、、西田府連会長大丈夫か。
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