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バクテリアが石灰石を排泄しひび割れを修復!
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バクテリア内臓のコンクリートが開発される!
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ひび割れを自己修復してしまう、バクテリアの内蔵されたコンクリートが開発されているのをご存じだろうか。
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この開発に携わったのはオランダにあるDelft工科大学の微生物学者、Hendrik Jonkers氏。彼はバクテリアの詰まった小さな球体を混ぜ合わせることで、自己修復機能を備えた新たなコンクリートを作り上げたという。
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その小さな球体の中には休眠状態の桿菌やスポロサルシナといったバクテリアとともに、バクテリアの食料となる乳酸カルシウムも一緒に含まれているという。
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時間経過とともにコンクリートにひび割れが起き、そこから雨水などが入り込むと、眠りについていたバクテリアが覚醒。バクテリアは食料である乳酸カルシウムを食べ、硬質な石灰石を排泄。それがひびの入った箇所に詰め込まれて固まり、水によるさらなるダメージを防ぐそうだ。
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コンクリートはたいてい20年から30年で損傷が始まるが、このバクテリアは200年から300年も食料なしで休眠状態を維持でき、そこから目覚めることもできるという。
その結果、従来よりもコンクリートの寿命を伸ばすことに繋がるという。
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イギリスの研究者たちもバクテリアを使って、同様のプロジェクトを進めているが、彼らはバクテリアをコンクリートに内蔵させるのではなく、接着剤や石膏のようなものとして使うことを検討しているそうだ。
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ひび割れなどを素早く直し、柔軟に適応する性質があることを証明しているという。
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